屋根からの雨漏りの原因と対処法!簡単にできる応急処置の方法4選

屋根からの雨漏り|原因と対処法!簡単にできる応急処置の方法4選

屋根からの雨漏りに悩まされてませんか?

雨漏りをそのまま放置しておくと、屋根だけでなく家屋が傷む原因にも。雨漏りに気付いたら、できるだけ早く原因を特定し、適切な処置をおすすめします。

本記事では、雨漏りの原因の特定方法や簡単にできる応急処置について解説します。屋根からの雨漏りに困っている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事で伝えたいこと
  • 屋根からの雨漏りは早期発見が重要である理由
  • 原因別の適切な対処方法
  • 屋根からの雨漏りを予防するためのメンテナンス方法
目次

応急処置の前に確認する3ステップ

ステップ①:雨漏りの多い部分はどこか

まず、応急処置をするためにも建物を細かく調査して、雨漏りの発生源を特定しましょう。

特に、屋根や外壁、窓(サッシまわり)、雨樋(あまどい)などが発生源となりやすい場所です。

それぞれのチェックポイントを紹介します。

  1. 屋根:ヒビや欠けている部分はないか
  2. 外壁:ヒビ割れやコーキング際の劣化はないか
  3. 窓まわり:シーリング材やゴムパッキンの劣化はないか
  4. 雨樋:ゴミや水垢による詰まりはないか


これらの発生源を特定することで、適切な応急処置の方針を立てられます。

ステップ②:屋根を細かくチェックする

原因が屋根にあるといっても、さまざまな要因が考えられます。以下の状況に当てはまっていないか確認してみてください。

  • 屋根材のズレ
  • 屋根材のヒビ割れや欠けている部分、漆喰のはがれ
  • 板金が浮いていたり錆びついていたりする部分
  • 落ち葉やゴミによる雨樋(あまどい)の詰まり

上記以外にも、屋根上に「草」が生えて、雨漏りにつながるケースも。足元に気をつけて、屋根に通常と異なった箇所がないか確認してみましょう。

ステップ③:屋根以外に問題がないか確認する

屋根以外の雨漏りは、外部からの原因も考えられます。

主な要因は、外壁のヒビや外壁塗装・シーリング材の劣化、サッシのまわりのコーキング、ゴムパッキンの隙間などです。

屋根以外の雨漏りの原因

外壁にヒビが入っていると、雨漏りのリスクが高まり、染みや臭いが生じることも。
外壁塗装の劣化も問題となります。
ヒビ割れや隙間により防水性が低下してしまい、雨水の浸入を招くのです。

雨漏りの一般的な原因

屋根から雨漏りしてしまう主な原因、5つを紹介します。ご自宅のケースに当てはまっていないか確認してみてください。

屋根の損傷や劣化

雨漏りの主な原因は、屋根の損傷や劣化です。

屋根の損傷や劣化による雨漏り

例えば、瓦やスレートのひび割れ、シーリング材の劣化が挙げられます。そのままにしておくと、天井や壁などに雨漏れを引き起こすことも。
風や雪の影響で瓦が割れ流ことも多く、雨漏りの発生源となる場合もあります。

屋根からの雨漏りの原因と対処法については、以下記事で解説しております。ご興味のある方はぜひご覧ください。

ベランダの裂け目

ベランダは、基本的に防水塗装されています。そこに裂け目があると、雨水が入ってきてしまい雨漏りの原因になります。

ベランダの裂け目からの雨漏り

小さな裂け目だからと言って放置しておくと、雨水が建物内部にまで侵入してしまいます。1階部分の天井や壁に雨漏りがある場合は、まずはベランダをチェックしましょう。
もし、ヒビや劣化が見つかったら、早めの対処をおすすめします。

ベランダからの雨漏については、以下記事で解説しております。ご興味のある方はぜひご覧ください。

サッシまわりと外壁のすき間

窓まわり(サッシ)のシーリング材の経年劣化が始まる目安は3年から5年です。

サッシまわりと外壁のすき間からの雨漏り

紫外線や温度差の影響を受けているシーリング材の劣化が進むと、外部からの水の浸入を防いだり、建物の動きに対する伸縮性が発揮できなくなってしまいます。
コーキング材に、ヒビ割れやシワなどの症状が出たら、早めの対処が必要でしょう。

外壁からの雨漏については、以下記事で解説しております。ご興味のある方はぜひご覧ください。

給排水管

給排水管からの水漏れは、配管まわりのコーキング処理の劣化と施工不良、配管自体の劣化により起こります。

給排水管からの雨漏り

配管の劣化には、つなぎ目や腐食、サビなどがあるため、雨漏りが起こった場合は確認が必要となります。
設置から10年以上経過した給排水管は、定期メンテナンスが必要になってくるでしょう。

天窓のまわり

天窓からの雨漏りは、構造上多く発生することがあります。

天窓からの雨漏り

窓まわりのシーリングやゴムパッキンの経年劣化で窓枠との間に隙間ができてしまい、雨漏れになるケースが多いです。
その他にも、窓枠やその周りの水切りが浮き、歪みから雨漏りが発生する可能性もあることから、築20年経過している天窓は確認が必要となってくるでしょう。

原因別|簡単にできる応急処置

ヒビ割れは欠損が原因の場合|防水テープを貼る

雨漏りに対する簡単な応急処置として、部分的な防水テープの貼り付けが効果的です。
雨漏り防水テープは、急な雨漏りの応急処置や仮の修理に使用される特殊なテープです。
使用方法は、雨漏りが発生している箇所をきれいに掃除し、テープを貼り付けるだけの簡単な手順になります。
防水テープは漏水箇所を一時的に封じ、被害を最小限に食い止めることができるでしょう。
雨漏りが発生した箇所に防水テープをしっかりと貼り付け、水の侵入を一時的に遮断することができます。
ただし、これは応急処置であり、本格的な修理や対策が必要です。
防水テープを使用した部分的な処置は、即座に被害を軽減する手段として有効ですが、専門家のアドバイスを仰ぎ、本格的な対策を検討することが必要でしょう。

原因部分が広範囲の場合|ブルーシートをかぶせ

雨漏りが発生した際、即座に行える簡単な応急処置として、ブルーシートの使用が有効です。雨漏りが発生した箇所に、ブルーシートをかぶせることで、雨漏りを一時的に防ぐことが可能です。
ブルーシートの種類は、重さで分類されており、「#1000」、「#2000」、「#3000」のように表記され、数字が大きくなるほど重く厚みがあるようになっています。
ブルーシートは通気性を備えつつも防水性があり、急な雨漏りに対応するのに適しています。例えば、天井や屋根の穴や損傷箇所が雨漏りの原因となった場合、そこにブルーシートをしっかりと被せ、雨水の侵入を防ぐことができるでしょう。
この簡単な手順で、被害を最小限に食い止めることができ、室内の保護が可能です。
ただし、これは防水テープ同様に一時的な処置であり、本格的な修理や点検が必要となってくるでしょう。

雨樋(あまどい)の詰まりが原因の場合|雨樋を清掃する

雨樋(あまどい)を詰まったまま放置すると、水の流れが変わり、屋根下や壁に流れ込み雨漏りが発生する可能性があります。
雨樋(あまどい)の応急処置で、詰まっている落ち葉や土・泥を手で取り除くか、水を流すことにより解決することもあるでしょう。
これにより、水の正常な流れを回復させ、雨漏りのリスクを軽減させます。
ただし、雨樋(あまどい)の清掃は高所作業であり、危険が伴います。
安全第一を考えると、雨樋(あまどい)の清掃は一般の方が行うのはおすすめできません。

原因がわからない・手に負えない場合|業者に依頼する

急を要する雨漏りには、専門業者に依頼することが最も適切です。
専門業者は豊富な知識と経験を持ち、素早い対応が期待できます。
業者に依頼すれば、迅速に現地調査が行われ、雨漏りの原因や被害範囲など専門的な提案が受けられるでしょう。
また、業者は必要な部材や設備が充実しており、適切な工法で修理を行うため、効果的な雨漏り対策が期待できます。
これにより、被害を最小限に食い止め、迅速な復旧が可能となります。

業者選定の注意点

ポイントを考慮することで、信頼性の高い業者を選定し、スムーズな取引を進めることができます。

修理費用の相場を知る

良い業者を選ぶためには、複数の見積もりを取得し、修理費用の相場を理解することが不可欠です。
これにより、信頼性の高い業者を見つけつつ、予算内で適切な修理を行うことができるでしょう。
また、複数の見積もりを比較検討することで、業者ごとの料金体系や提案内容を客観的に見ることができます。
相場を把握することは、不当な費用を避け、適正な価格を知ることに役立ちます。
見積もりの違いには作業内容や使用する材料の違いが反映されているため、それを確認することで、修理費用の透明性が向上するでしょう。
事前に相場を知り、複数の業者から見積もりを取得することで、信頼性の高い業者を見極めつつ、予算内で効果的な修理を実現できます。

保証内容の確認

優良な業者を選ぶポイントは、修理後のトラブルや問題に備え、しっかりと保証があるか確認することが重要です。
保証があることで、修理後の不具合に対する責任を明確にできるでしょう。
業者が提供する保証には期間や対象となる範囲がありますので、確認が必要です。
たとえば、屋根修理の業者が雨漏りに対する修理を行った場合、その修理箇所には何ヶ月または何年間の保証が付いているかを確認します。
修理後に同じ問題が再発した場合、業者には保証内で再修理を行わせることができます。
保証内容の確認はトラブル回避に重要であり、信頼性のある業者を選ぶ際に欠かせないポイントです。
確かな保証があることで、不安を解消し、修理やサービスを受ける安心が向上します。

実績や技術力で選ぶ

業者選定においては、実績や技術力を基準にすることも非常に重要です。
実績と技術力が豊富な業者は、高い信頼性と満足度を提供し、品質の高いサービスが期待できます。
また、技術力が高い業者は最新の技術や最善の方法を取り入れ、効率的で確実な修理を提供できるでしょう。
技術力に関しては、業者の公式サイトで顧客の評価を参照し、業者がどれだけの経験と専門知識を持っているかを確認することができます。
実績と技術力を基準に業者を選ぶことで、品質の高い修理と信頼性のあるサービスが期待できるでしょう。
これにより、安心して業者を選択し、高水準な仕上がりを得ることが可能です。

地域密着性で選ぶ

業者を選定する際には、地域密着性が非常に重要です。
地域に密着した業者は、迅速かつ柔軟な対応が期待でき、信頼性が確保されます。
地域密着の業者は地元の状況や気象条件に精通しており、地域特有の問題に対応する経験が豊富です。
同じ地域で数々の雨漏り修理を手がけてきた業者は、地元の気候や建物構造に関する深い知識を有しています。
これにより、雨漏り修理においても的確な判断と効果的な対策が期待できます。
地域密着性がある業者を選ぶことで、地元の特性に合った適切な雨漏り修理を期待できるでしょう。

屋根からの雨漏りでお困りの方へ

雨漏りでお悩みの方へ、ミスタールーフが確かな技術と厳格な品質管理で安心の修理サービスを提供します。
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屋根の防水やコーキングなどの現状を徹底的に診断し、お客様に合わせた解決策を提案します。
品質へのこだわりは厳しい3重チェック体勢(営業・職人・施工管理)をとることで、高いレベルの品質を長期間にわたり保ちます。
ミスタールーフは信頼の専門店として、お悩みを真摯に受け止め、何かお困りごとがあればどんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
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