【切妻屋根】豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による屋根に関するうんちく①
2022.12.13 (Tue) 更新
助手の織田
豊中市のみなさまこんにちは!
屋根の修理・雨漏りを専門としておりますミスタールーフです。
今回は雨漏りから少し離れて、屋根博士に屋根に関するうんちく傾けてもらいたいと思います!
それでは、屋根博士よろしくお願いいたします。
屋根博士
豊中市のみなさん、こんにちは!屋根博士じゃ。今回は屋根に関する基礎知識を話していこうと思う。
まずは、屋根の形状について話していこうかの。
「屋根に関する参考資料」(屋根工事|杉並区の雨漏り修理 荻田建築板金工業所 (biglobe.ne.jp))から引用
日本の伝統的な屋根の形状としては、中世以降の格式ある建築に使用された入母屋屋根じゃ。
西日本では切妻屋根、東日本では寄棟屋根などがある。神社などでは方形屋根が多く見受けらるのぉ。
現在では、そのシンプル故に切妻屋根が多くの家で採用されており、次いで寄棟屋根となっておる。また、その見た目のスタイリッシュさから片流れ屋根も多く採用されてきておる。
みなさんの屋根はどんな形をしておるかの?
助手の織田
屋根博士、それぞれの屋根にはどんな特徴があるのでしょうか?
屋根博士
うむ、それでは、切妻屋根から説明していこうかの。
切妻屋根の造りはいたってシンプルで、2方向に勾配をつけ、三角形を形どっておるのが特徴じゃ。
以下にメリットともいえる特徴について話していこうかの。
まずは、そのシンプルさ故に雨漏りをする確率が他の屋根の形状と比較してぐんと下がるのじゃ。
屋根からの雨漏りは、棟部分(屋根と屋根が付き合わさった部分)からのものが非常に多いのじゃが、この造りじゃと棟は1か所のみとなるので、そこを気を付けておれば雨漏りの可能性を減らすことができるじゃろう。
続いて、通気性がいいこともメリットとして挙げられるじゃろう。
三角の形をしていることから小屋裏(=屋根裏)空間を広くとることができ、通気が良くなるのじゃ。
もちろん、通気をよくするためには、小屋裏換気や換気棟などの設置が必要となるの。
通気を良くすることは夏場の熱気・湿気などを解消することができ、長期的にみて建物の劣化を防いでいく役割があるんじゃ。
最後に、切妻屋根はどんな建物にも合いやすいことが挙げられるのぉ。
屋根の形状がシンプルだからこその、屋根材・外壁材をこだわるなど色々とその建物に個性を出させることが可能となるんじゃ。
助手の織田
切妻屋根はいいことばかりですね、屋根博士!!
屋根博士
もちろん、良いところもあれば悪いところもあるぞ。
では、以下にデメリットともいえる特徴について話していこうかの。
まず、第一に挙げられるのが、妻側の壁面の劣化が著しく早いということじゃ。
妻側とは、上の図でも書いてるように、「妻とは一説には建物の桁方向に長い材木がかかりその側面という意味」と書かれているが、簡単に言うと「三角にみえる部分」じゃ。
この妻側は直接日光や雨風が当たるので、どうしても劣化が早くなってしまうのじゃ。
これは以前の記事でも書いたように
豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による雨漏りうんちく③|スタッフブログ|屋根工事ならミスタールーフ | 豊中市の屋根工事・雨漏り・防災ならお任せ (mr-roof.jp)
外壁からの雨漏りに繋がる可能性を十分秘めているのでメンテナンスには十分気を付けないといけないのぉ。
続いて、軒の出を決めるのが難しいことである。
軒の出を深くすることは、家に雨水の侵入を抑える効果があるが、それは同様に太陽の光をも遮ることとなってしまうのじゃ。軒の出を深くすればする程、お家が野暮ったくみえてしまうので、ここのバランスはお家を建てる際に気を付けねばならぬとこじゃのぉ。
以上が切妻屋根の特徴じゃ。
次回は、寄棟屋根について詳しくみていこうかの。
助手の織田
屋根博士、今回もとても勉強になりました。
豊中市のみなさま、次回の屋根博士のうんちくまでしばしお待ちくださいませ。
豊中市の屋根の修理、屋根の葺き替え、雨漏りのご相談はミスタールーフまで!