【寄棟屋根】豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による屋根に関するうんちく②
2022.12.16 (Fri) 更新
助手の織田
豊中市のみなさまこんにちは!
屋根の修理・雨漏りを専門としておりますミスタールーフです。
今回も前回同様、屋根博士に屋根に関するうんちく傾けてもらいたいと思います!
それでは、屋根博士よろしくお願いいたします。
屋根博士
豊中市のみなさま、こんにちは。屋根博士じゃ。今回は前回の予告通り寄棟屋根についてみていこうかの。
寄棟屋根の形状は、以下の画像をみていただきたい。
「屋根に関する参考資料」(屋根工事|杉並区の雨漏り修理 荻田建築板金工業所 (biglobe.ne.jp))から引用
寄棟屋根は4つの面から構成されており、二面が三角形、二面が台形となっておる。
少し詳しく解説すると、一番高い部分に大棟と呼ばれる棟が存在しており、大棟から各4方向の隅に向かって棟が伸びている。この4方向に伸びている隅棟と呼ばれるものじゃ。
距離が長い平側の2方向に台形、距離が短い妻側の2方向に三角形の屋根面があるのじゃ。
それでは、この寄棟屋根のメリットといえる特徴をみていこうかの。
まず、耐久性の高さが挙げられる。
当然のことながら屋根は雨や風が直接当たる部分であり、屋根材の剥がれや雨漏りが起こってしまう。寄棟屋根は4つの面の傾斜によって風のによるダメージを分散させることが可能となる。
また、雨に関しても4面に分散させることが可能となるのぉ。
続いて、外壁を保護する点がメリットとして挙げられる。
これはどういうことかというと、寄棟屋根には、各方面に軒がついており、日光や雨から外壁を保護することができる。
切妻屋根などは、妻側の壁面が傷みやすくなってしまうことを前回のうんちくで紹介しておるので復習の意味も込めてご覧頂きたい。
豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による屋根に関するうんちく①|スタッフブログ|屋根工事ならミスタールーフ | 豊中市の屋根工事・雨漏り・防災ならお任せ (mr-roof.jp)
助手の織田
後付け加えるなら外観の雰囲気が落ち着きのあるものになるということですね!
屋根博士
うむ、そうじゃ。
総じていうなれば、ミスタールーフが掲げている地域の防災と適合する造りの屋根となっておるのぉ。
次にデメリットとも呼べる特徴についてみていこうかのぉ。
まず一番に挙げられるのは、コストが高めになってしまうという点じゃ。
屋根面が四つある寄棟屋根は、屋根や棟などの面積が大きく、屋根材が多く必要となります。また構造が複雑で人件費も多めにかかってしまうのじゃ。
続いて、太陽光パネルとの相性が悪い形状であることが挙げられるのぉ。
近年の省エネ・総エネなどの流れから太陽光パネルを設置する家がい多く見受けられる。太陽光パネルがもっとも力を発揮する面は照射効率の良い南側となるのじゃ。
この寄棟屋根の形状をもう一度確認して欲しいのじゃが、寄棟屋根は全方向の屋根面積に偏りがないので照射効率の良い南側の面積が限られるのじゃ。とりわけ、面積の小さい妻側の2方向のうちどちらかが南向きになってしまうと、照射効率はかなり下がるじゃろうな。
こういった理由から太陽光パネルを設置するのには向いておらんのじゃ。
これ以外にもメリット・デメリットはあると思うのじゃが、代表的なものを紹介できたので、今回はこのくらいで終わろうかの。
助手の織田
屋根博士、今回もありがとうございました。
次回は屋根博士による屋根に関するうんちく③と題しまして、近年流行の形状である「片流れ屋根」について話してもらいたいと思います。
豊中市のみなさま、次回の屋根博士のうんちくまでしばしお待ちくださいませ。
豊中市の屋根の修理、屋根の葺き替え、雨漏りのご相談はミスタールーフまで!