【屋根塗装はいいの?スレート】豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による屋根の材料に関するうんちく⑤
助手の織田
豊中市のみなさま、こんにちは!
屋根の修理・雨漏りを専門としておりますミスタールーフです。
今回は、前回引き続きスレート屋根について屋根博士にうんちくを傾けて頂こうと思います!!
それでは、屋根博士よろしくお願いいたします。
屋根博士
豊中市のみなさん、こんにちは!屋根博士じゃ。
今回は前回に引き続きスレート屋根について説明していこうと思うのでよく聞いておいておくれ。
スレート屋根の耐用年数は30年と前回も話したが、メンテナンスは約10年で行って欲しいんじゃな。
基本的なメンテナンス方法は塗装によるメンテナンスじゃ。
塗装によるメンテナンスによって、新たに塗膜を作り出すことができ、スレートのもちをよくしてくれるんじゃな。
また、近年では、遮熱塗料も存在しており、塗料は単なるスレートの保護的役割から遮熱する役割まで担うようになってきたんじゃな。もちろん色味も豊富であり、外観をガラっと変えたい方にとっても塗装はいいことなんじゃ。
ただし、塗装はあくまでそれほど傷んでいないスレート屋根に対して行うものであり、割れ・カケ・浮きなどが多数みられるような屋根に対しての塗装はやめて頂きたいんじゃ。
それはなぜかというと、塗装はあくまでスレート材の保護的な役割を果たすのであって、雨漏りという観点からは止めることができないからである。
一次防水である屋根材がカケているということは次に二次防水であるルーフィングにまで被害が被る可能性があるんじゃ。二次防水であるルーフィングに傷などがいってしまうと雨が野地板にまで浸透してしまい、小屋裏を通じて室内天井の雨染みを作ってしまう、という最悪の結末になりかねないのじゃ。
このような観点からみると、カケているところに塗装しても単に塗膜を作るだけなのであまり効果はないということ分かるじゃろう。
さらに、割れ・カケ・浮きなどが生じている屋根に登って塗装作業をすることで、さらにひび割れなどをおこしてしまう可能性があるんじゃ。
助手の織田
なるほどです、纏めると、
〇塗装していい場合
・築年数がそれ程経っていない
・屋根材が比較的キレイ
〇塗装してはいけない場合
・築年数が経っている(20年前後)
・スレート材に割れ・カケ・浮きなどが生じている場合
ということですね。
しかし、博士、塗装できない場合はどうしたらいいのでしょうか?
屋根博士
うむ、その場合は下地の状態などを確認して、屋根の葺き替えもしくはカバー工法のいずれかを選択するのがよいぞ!
それに、次回で説明するが、絶対に塗装してはいけないスレート屋根などもあるんじゃ。
助手の織田
え、そんなスレート屋根があるんですね…
次回詳しく説明してください!
気になる所ですが今回はこの辺で終わります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
豊中市のみなさま、また次回お会いいたしましょう!
豊中市の屋根の修理、屋根の葺き替え、雨漏りのご相談はミスタールーフまで!