火災保険を利用して雨漏り修理を行う際の手順｜豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ

今回は実際に保険の手続きをするにあたっての手順についてご説明させていただきます。

①優良業者選び
雨漏り修理の業者にまず連絡し見積りや報告書などを作成してもらうようにします。

この業者選びは非常に重要です。「自己負担ゼロで修理ができます」「申請は絶対に通ります」などという業者がいますが、前回のブログでもご紹介したようにお家ごとに契約内容が異なりますし、申請が確実に通るわけではないですし、自己負担がゼロかどうかもお見積段階では定かではございません。

では、優良な修理業者をどのようにして見つけるかについてみていきます。

まず基本的なことですが、火災保険を適用した工事の実績がある修理業者へお願いすることです。

実績がある業者は、火災保険の申請の流れ等を把握しているため、段取りよく手続きを進めることができるでしょう。

続いて、ホームページをきちんと確認して、雨漏りなどに関連する資格を有している業者かどうかの確認をしましょう。
雨漏りなどに関連する資格としては雨漏り診断士、雨漏り鑑定士、自然災害診断士などがございます。
なぜ資格を有してる方がいいのかと言いますと、まず、当然のことながらその道のエキスパートということが挙げられます。
続いて、雨漏りの原因特定はとても難しいことから有資格者に診断してもらう方が良いということです。

雨漏りの調査が適当で原因を正しく特定できなかったり、見当違いな部分を修理する業者に依頼した場合、雨漏りが直らずに何度も追加工事となってしまい、余計な費用を支払うことになります。

以上の理由から、ホームページを確認して、優良修理業者かを見極めましょう。

さて、優良修理業者を見つけ、お見積&診断をしてもらった後は、保険会社もしくは保険代理店に電話します。

その際に修理業者からの見積書や被害報告書をもとに被害状況を説明します。

③保険会社からの書類を待つ
その後、保険会社より以下の書類が届きます。
①保険金請求書
②事故状況報告書・損害箇所の写真
③修理費見積書

こちらの書類を保険会社に提出します。

④損害鑑定人に被害状況を確認してもらう
申請された保険会社は、提出された書類をもとに損害鑑定人を派遣します。
この損害鑑定人が保険申請内容をもとに現場調査を行い

損害状況の調査や自然災害による被害かどうかを確認します。

そして、被害額を算定した報告書を作成し、依頼された保険会社に報告書を提出します。

保険会社は、鑑定人による現場調査の結果を受けて審査を行います。申請内容が認められますと、申請者へ保険金が支払われます。
この段階で修理業者に工事依頼を行うようにしましょう。