ガルバリウム鋼板屋根はメンテナンスフリーなのか?|豊中市の屋根修理・雨漏り専門店ミスタールーフ
目次
ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリー?
豊中市の皆様こんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
今回は、メンテナンスフリーとも言われているガルバリウム鋼板にメンテナンスが必要かどうかについてご紹介させていただきます。
1、ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーなのか?
ガルバリウム鋼板の性能
ガルバリウム鋼板は、耐久性があり、「ネット上などでメンテナンスフリー」と言われております。
結論から言いますと、メンテナンスが必要ないと思っている人がいますが、実際にはメンテナンスが必要な材料となります。
ガルバリウム鋼板とは、鉄にアルミニウム・亜鉛合金をめっきし、耐食性を向上させた建築材料です。さらに詳しく言うと、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成る材利となります。
このめっきは、スチール表面に付着し、外気との接触を遮断することで、酸化や腐食を防止する役割を果たします。
メーカーさんも保証期間を20年~30年謳っていることからその位が耐用年数と考えていただいても構いません。
従来の鋼板よりかなり長持ちするので「メンテナンスフリー」と謳われることが多いのですが、上述したようにメンテナンスが必要となります。
2、ガルバリウム鋼板と劣化の症状
メンテナンスを怠るとどうなるのか?
ガルバリウム鋼板は耐久性が強いとはいえどもメンテナンスを怠ると以下のような症状が現れます。
①塗膜の劣化
ガルバリウム鋼板は主に屋根や外壁材に使用されることが多く、紫外線、雨、風どに常に晒される状態です。紫外線や雨などで、塗膜が劣化していき、チョーキング現象が生じます。
この現象は塗膜表面の樹脂が無くなり顔料が表面に粉状に現れ、触ると手に粉がものです。
この現象が起こってしまうと、美観を損なうだけではなく、耐久性や防水性などの塗膜による保護性能が低下してしまい、錆が発生する危険性がございます。
②表面の錆び(白錆と赤錆)
まず白錆びは亜鉛メッキの犠牲防食が働いた結果生じる現象です。
キズついた部分をメッキしている亜鉛が犠牲となって鋼板を腐食から守る効果があるので、この白錆の段階では、素材自体の耐久性を損なうものではございません。
しかし、この段階で放って置いてしまうと、下にみる赤錆が発生してしまいます。
赤錆は白錆を放置し続けるとメッキがなくなってしまい、鋼板が露わになり赤錆が発生してしまいます。
赤錆を放置すると素材自体に穴が開いてしまい、建物内部に雨などが浸入します。
トタン屋根などの穴あきを想像してみると分かりやすいです。
3、屋根専門業者に劣化診断をしてもらいましょう
以上の症状が少しでも確認できたらお近くの屋根専門業者さんに連絡をして屋根に登ってもらい診断してもらいましょう。
やはり屋根に登って確認する作業が大事になってきまして、劣化の初期段階で何か手を施していると耐久年数はもちろんのこと美観を保つためにも有益となります。
また、錆からの雨漏りを防ぐことが可能となりますので、劣化診断は少しでも気になったら行うことを推奨いたします。
次回は、ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法についてご紹介していきたいと思います。
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