外壁からの雨漏りを徹底解説|豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ
目次
外壁からの雨漏り、発生箇所は?
みなさんこんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
前回は、外壁から発生する雨漏りについて説明いたしました。
雨漏りの原因ってなに?外壁編その1|豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ (mr-roof.jp)
外壁からの雨漏りの特徴として、横殴りの雨や台風時に多く、また雨漏りの侵入経路は外壁にある「隙間」であることは、前回説明した通りです。
今回は、「隙間」といっても具体的にはどのような場所を指すのか、また、隙間以外にどこから侵入するのかに関してご説明していきたいと思います。
部位別、雨漏り発生箇所
各種隙間に注意!
ここでは、具体的に外壁のどの部分から雨漏りが生じるのかについてご紹介していきたいと思います。
結論から先に申し上げますと、雨漏り侵入箇所で多いのは以下の通りです。
シーリング(外壁の目地や窓サッシ周辺)
窓サッシ
外壁のクラック(ひび割れ)
取り合い部分
換気扇フード
エアコンダクト穴
となっております。
それでは、以下に一つ一つ説明していきます。
シーリング
外壁のシーリングは、建物の外壁の隙間や接合部分に施される防水や気密性を高めるための材料となります。シーリング材は、柔軟性があり、耐候性や耐久性に優れた素材で作られています。シーリングには、シリコン、ポリウレタン、アクリルなどの異なる種類の材料があります。使用する材料は、ご自宅の外壁の素材によって変わってきますのでプロに相談しましょう。
シーリングは紫外線で経年劣化してしまい、「亀裂」や「ひび」「剥がれ」といった症状が生じてしまいます。隙間を埋めているシーリングが劣化してしまえば、生じた隙間から雨水が浸入し、雨漏りの侵入を許してしまいます。
シーリングは基本的に8年から10年ほどもちますので、定期的なメンテナンスが必要となります。
窓サッシ
窓サッシは基本的には外壁に埋め込まれており、設置前に防水紙処置が施されている場合がほとんどです。
窓サッシの枠の周りもシーリングで気密性などを高めていることから、ここでもシーリングが劣化すると徐々に雨水がお家に侵入していきます。地震や経年劣化がない限り窓が浮いてきた、といった不具合は起こらないため、基本はシーリングの打ち換えで雨漏りは止まります。しかし窓が浮いていて隙間ができている場合もございますので、一度は専門家にみてもらうのがベターです。
なお、窓サッシからの雨漏りは以下の写真通り窓枠近辺より発生する可能性が高いです。
この窓枠の外側にシーリングを打ってあげることで雨は止まります。
外壁のクラック
外壁のクラックは、以下の写真のようです。
外壁クラックの主な原因は、以下のような要素が挙げられます。
①温度変化や湿度の変化により、建物が収縮や膨張を繰り返してしまい、クラックが発生します。
② 地盤の沈下や地震などの地震活動によって、建物に負荷をかけてしまい、クラックの原因となりうります。
③建物の施工時に不適切な材料や施工方法が使用された場合にクラックが発生する可能性があります。塗装の乾燥時間やモルタルの乾燥期間なども適切な期間を置かなければ、クラックの発生原因となります。
クラックには、
ヘアクラックと構造クラックの二種類がございます。
〇ヘアクラック
ヘアクラックは幅0.3mm以下、深さ0.4mm以下というその名の通り髪の毛程度の非常に細かいクラックです。大体の場合は塗膜の不良で起こっているクラックなので、早急に修理しなきゃ!というわけでもないですが、専門家に点検してもらうのがベターです。
〇構造クラック
構造クラックとは、建物や構造物の主要な構成部分に発生するクラックのことをいいます。
このクラックは、雨漏りの危険性のみならず、建物の耐力や安定性に直接的な影響を与える危険性を孕んでおります。
目でみてすぐわかるようなクラックはすぐに専門家にみてもらうようにしましょう。
取り合い部分
取り合い部分とは各部材同士がぶつかる箇所を指します。
例えば、ベランダのバルコニーの手摺が外壁とぶつかっているのを想像してください。
それがいわゆる取り合い部分と言われるところです。
この取り合いは隙間が非常にできやすく、ここからの雨漏りも非常に多いです。
換気扇フード
換気扇のついているところです。
こちらもやはりシーリングでとめられておりまして、シーリングの劣化から隙間が生じてしまい、雨水が浸入してしまいます。
以下の写真は換気扇フードを上からみた写真です。
エアコンダクト穴
エアコンのダクトを出す穴も要注意です。写真のように化粧カバーが割れており、雨が内部に侵入するといったパターンを何度もみております。
こちらは、化粧カバーを新設し、新たにシーリングで気密をするのが一番の解決策です。
「隙間」が重要
これまで、外壁からの雨漏り箇所についてみてきました。
やはり「隙間」からの雨漏りが非常に多く見られます。
各所隙間を埋めるにはシーリングを使用したり、部材を新しくするなど色々な方法がございます。
工事料金ももちろん程度によってまちまちですので、雨漏り専門業者さんとよく話あって施工方法を決めるようにしてください。
ミスタールーフでは、代表自ら雨漏り診断士や自然災害調査士の資格を有しており、数々の雨漏りを止めてまいりました。豊中市・池田市・箕面市はもちろんのこと大阪府全域で活動しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
お問い合わせ・お見積りのご依頼は以下までお願いいたします。
ご相談・お問い合わせ|屋根工事ならミスタールーフ | 豊中市の屋根工事・雨漏り・防災ならお任せ (mr-roof.jp)
こちらの屋根博士の看板が目印となっております。
お気軽にご来店くださいませ。