屋根を台風で飛ばされないようにしましょう!自宅の屋根の台風対策|豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ
目次
屋根の台風対策はしてますか?
みなさんこんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
前回は、台風で屋根が飛ぶ原理について各屋根ごとにご紹介してきました。
今回は、みなさんの屋根が台風で飛ばされないようにするためにはどのような対策をしておけばいいのかという点について解説していきたいと思います。
台風が来る前に台風対策を行っておきましょう
各屋根材の台風対策
ここでは、ご自宅の屋根が台風に飛ばされないようどのように対策を行うべきなのかについてみていきます。屋根といえども各屋根材ごとに材質や重量などそれぞれ全く異なるものですので、各屋根ごとに対策えをみていきたいと思います。
瓦屋根の場合
瓦屋根が台風で飛ばされる原因は、次の通りです。
1、漆喰の崩れ
2、瓦のズレ
3、瓦のワレ
となります。
1、2は関連しております。
漆喰は、瓦屋根のシーリング的役割をはたしておりまして劣化してしまうと瓦のズレが生じてしまいます。
ですので、漆喰は定期的なメンテナンスが必要です。
漆喰の耐用年数は、基本的に10年前後となっておりまして、以下の写真のような状態になってしまうと、メンテナンスを行った方が良いです。
「3、瓦のワレ」は、紫外線などで経年劣化してしまった瓦がワレてしまい、強風によって飛散してしまうパターンです。
こちらは、定期的に点検を受けて、もし割れてる部分がございましたら瓦の差し替えを行うようにしてください。
スレート屋根の対策
スレート屋根が台風で飛ばされる原因は以下の通りです。
1、棟板金が飛ぶ
2、スレート屋根の反り
3、スレート屋根のワレ
となります、
「1、の棟板金が飛ぶ」原理は、板金を止めている釘が劣化してしまい、止めが緩くなっていることです。
そこで、緩くなっている釘を抜き、ビスに打ちかえることが必要となります。
また、その際に棟板金を止めている下地の状態もチェックしておいた方がよろしいです。
下地自体が腐っていたり、劣化してしまっていると、どれだけビスで止めてもすぐに抜けてしまいます。その場合は一度棟板金を外し、下地をやりかえる必要があります。
続いて、「2、スレート屋根の反り」ですが、スレート屋根は時が経つと表面の塗膜が捲れてしまい水分を吸収しやすくなってしまいます。
雨などで水分を含んだスレート屋根が乾燥などを繰り返していますと反ってきてしまいます。
スレート屋根が反ってしまうとその反った部分が強風をまともに受けてしまい飛んでいってしまいます。
最後に「3、スレート屋根のワレ」をみていきます。スレート屋根も他の屋根材同様に紫外線などで劣化してしまいワレなどが生じてしまいます。ワレたスレート屋根はどこにも固定されていませんので、すぐに飛んでいってしまいますね。
2、3、に関しましては、下からみてワレや反りが見えたらすぐに地域の屋根屋さんに連絡し、点検かつ、スレート屋根の差し替えをしてもらうようにしてください。
スレート屋根は、20~30年ほどはもちますが、できるなら、7~8年に一度点検をすることをオススメいたします。
また、全体的に劣化が激しい場合は、金属屋根を使って上からからカバーするのもオススメです。
金属屋根の対策
金属屋根は一般的に耐風性に強いですが、条件が揃うと飛んでしまいます。
金属屋根が台風で飛ばされる原因は以下の通りです。
1、棟板金が飛ぶ
2、金属屋根のワレ
となります。
棟板金が飛ぶ原理は上でも説明したように釘の劣化、もしくは下地の劣化となります。
ここでも対策は同様で、ビスの打ちかえや下地が腐っていると下地のやり替えを行う必要がございます。
続いて、2、金属屋根のワレについてみます。金属屋根は、紫外線や雨によって錆がでてきてしまい、穴が空いてしまったり、ひび割れてしまったりします。そうなると屋根材自体が脆くなってしまい、強風などで飛散しやすくなってしまいます。
このような場合の対策としては、金属屋根の差し換えを行うことです。
定期点検の重要性
以上に台風で屋根が飛ぶ原理およびその対策についてみてきました。
それぞれに共通して言えることは定期点検の重要性です。台風が来た後に点検してるのでは遅く、平時にどれだけ点検を行い、劣化に気づけるかがポイントとなってきます。
ご自身で屋根に登られて判断するのもよろしいですが、やはり高所での作業となると危険を伴いますので、なるべく地域の屋根屋さんに頼むようにしましょう。
定期点検をしておくことで、その屋根屋さんともコミュニケーションをはかることができ、いざ台風後(それ以外の不具合時も)に何かあっても屋根の形状や状態を把握しているので、修理までの時間がかなり短縮されるでしょう。加えて、どの工法で修理を行うのがベストかという点についても的確に判断できるでしょう。
ミスタールーフでは、代表自ら雨漏り診断士や自然災害調査士の資格を有しており、数々の雨漏りを止めてまいりました。豊中市・池田市・箕面市はもちろんのこと大阪府全域で活動しておりますので、お気軽にご相談くださいませ。
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お気軽にご来店くださいませ。
私が担当しました!
代表
織田康孝ODA YASUTAKA
- 地域の皆様へ
- 皆様はじめまして。
私は、豊中市を中心に屋根の葺き替え・カバー工事を行っておりますミスタールーフ代表の織田康孝と申します。
私は1990年11月8日生まれで、小中高では遊びに遊び日々を送っておりました。
何とか大学には進学したものの、大学では、外国語学部に在籍することになりました。大学では、英語を学修するのかと思いきや、まさかのインドネシア語を専攻し、なんと同国に留学する機会をも得ることができました。
留学先での経験が私を歴史の世界へと誘い、日本とインドネシアの関係史をもっと学びたい!と思うようになりました。
その勢いで大学院に行き歴史学を専攻し、博士課程まで進むこととなり、現在でも大学の非常勤講師をさせて頂いております。
そんな私がなぜ屋根専門店の代表を務めているのか?
と疑問に思われるかと思います。
実は、元々家業が工務店でして、大学院修了間近に父から稼業を継いで欲しいと言われ、「一度やってみるか」という正直軽い気持ちで始めたものでした。私の家業である工務店ではお家まるごとリフォームなどもやっておりまして、大工さんから電気屋さん、水道屋さん、クロス屋さん、もちろん屋根屋さんなどなど多岐に渡るパートナーさんとご一緒させていただくことが多く、建築のイロハをパートナーさん達より教わりました。
リフォーム業に従事していますと「自然災害による屋根被害」、「自然劣化の屋根からの雨漏り被害」の現場が多く、一度雨漏りしてしまうと大事なお家の至る所に被害(例えば天井・壁にカビが生える、耐震性が弱まるなど)が生じることに気づきました。
仕事を行うまでは、屋根を気にしたことがなかったのですが、雨漏り被害などに遭遇する度に屋根の重要性に改めて気付かされ、最終的には、屋根の世界に魅了されていきました。
こうなってしまうと私の探求・深堀癖が出てしまい、「屋根そのもの」について施工方法はじめ屋根の歴史に至るまで「現場での実践」と「屋根に関する書籍」両視点から学修するようになりました。
今となっては屋根があるのは当たり前、かつ誰もが屋根を気に留めることは無いと思われます。
しかし、例えば縄文時代では、竪穴式住居で草葺・茅葺などで屋根を作り雨や外敵(動物などなどから身を守るといったことから縄文人は、屋根を重要視していたように思われます。現代においては、外敵は流石にないですが、雨はもちろんのこと自然災害、最近ですと阪神淡路大震災や東日本大震災などをはじめとして2018年近畿地方を襲った台風など様ざまな災害が起こっている中、南海トラフ巨大地震なども控えている状況です。
こういった状況だからこそ私たちは今一度防災の意味も込めて屋根の重要性に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
このように、屋根に関する歴史・知識・現場での実践を深化させていくことで屋根の重要性がより浮き彫りになり、「屋根修理専門店」を早急に作らないといけない!!という気持ちになり、屋根修理専門店をオープンすることといたしました。
最後まで読んでくださった皆さまもぜひ一度ご自宅の屋根に注目しひび割れがないか、苔が生えていないかなどご確認ください。少しでも気になるところがございましたらミスタールーフまでご連絡頂けますと、すぐにお伺いさせていただきます。
今後ともミスタールーフを宜しくお願いします。 - 所有資格
-
- 雨漏り診断士
- 自然災害調査士
- 石綿作業主任者
- 石綿建材調査者
- インドネシア語技能検定C級