漆喰の基本を徹底解説!|豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ
漆喰って?
みなさんこんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
みなさん、漆喰ってご存知でしょうか?
近年、スレート屋根や金属屋根の流行によって瓦屋根が随分と少なくなってしまい、漆喰を見る機会も少なくなってきました。
そもそも漆喰とは、消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とする建築材料のことで、主に壁や屋根などに使用されます。
今回は、そもそも漆喰ってなに?という方に漆喰の基本について解説していきたいと思います。
漆喰の基本解説!
漆喰の作られ方
先ほど説明したように漆喰は消石灰(水酸化カルシウム)を主成分とする建築材料のことです。
詳細にいうと、元は貝殻やサンゴ、有孔虫など海の生物が堆積した石であるサンゴ礁によって形成されております。その石は、石灰石と呼ばれ、それに水を加えて焼いたものが消石灰になります。
その消石灰にスサと呼ばれる繊維質の植物を入れ糊を加えたものが漆喰となります。
この瓦の上についている白いものが漆喰です。
漆喰はいつ頃から使われているか?
漆喰は、日本で昔から使われている建築材料であり、お城や寺院などで利用されています。
ところが世界レベルで考えると漆喰の歴史はかなり古く、今から約5千年前のエジプトのピラミッドの壁に使われているようです。これが漆喰の起源と言われております。
その他にも、古代ギリシャやローマ時代の建築物にも使われていたことが判明しています。 漆喰は絵の具を石灰に染み込ませて壁を装飾する手法に用いられており、 1495年に制作されたレオナルドダビンチの名作「最後の晩餐」の下地も漆喰です。
その後、壁材として、様々な建築物に盛んに使われました。
そんな漆喰はシルクロードを渡りその加工技術は中国に伝来し、飛鳥時代には日本に加工技術が伝来したとされています。それは、高松塚古墳やキトラ古墳などに漆喰が使用されていることから推察されます。
その白く美しい美観からも姫路城(別名白鷺城)の壁に使用されています。
江戸時代の人々にとっては漆喰を使うことは富の象徴でもありセメントのない時代の人々にとってはいわゆる高級品として位置づけられておりました。
世界規模でみていくとまだまだ漆喰を使っている歴史的建築物もたくさんありますのでご興味あるかたは一度お調べくださいませ。
漆喰は多用途!
現在においては、冒頭に説明したようにスレート屋根や金属屋根の普及によって漆喰を使用する家が少なくなってきております。しかし、まだまだ瓦屋根が多い事も事実ですし、外壁などに使用されている方、室内壁に使用されている方など漆喰は多用途ではあります。
注文住宅を建てられる方でも室内壁にあえて漆喰を選ぶ方もいます。それはビニル系クロスですと、決まった柄を壁に貼り付けていくだけで個性がでませんが、漆喰の関しては塗る職人により、全く違う表情をみせたりしますので、漆喰を選び、自身のオリジナル壁を表現できることに起因すると思います。
皆様も漆喰のご利用是非一度ご検討くださいませ。
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お気軽にご来店くださいませ。
私が担当しました!
代表
織田康孝ODA YASUTAKA
- 地域の皆様へ
- 皆様はじめまして。
私は、豊中市を中心に屋根の葺き替え・カバー工事を行っておりますミスタールーフ代表の織田康孝と申します。
私は1990年11月8日生まれで、小中高では遊びに遊び日々を送っておりました。
何とか大学には進学したものの、大学では、外国語学部に在籍することになりました。大学では、英語を学修するのかと思いきや、まさかのインドネシア語を専攻し、なんと同国に留学する機会をも得ることができました。
留学先での経験が私を歴史の世界へと誘い、日本とインドネシアの関係史をもっと学びたい!と思うようになりました。
その勢いで大学院に行き歴史学を専攻し、博士課程まで進むこととなり、現在でも大学の非常勤講師をさせて頂いております。
そんな私がなぜ屋根専門店の代表を務めているのか?
と疑問に思われるかと思います。
実は、元々家業が工務店でして、大学院修了間近に父から稼業を継いで欲しいと言われ、「一度やってみるか」という正直軽い気持ちで始めたものでした。私の家業である工務店ではお家まるごとリフォームなどもやっておりまして、大工さんから電気屋さん、水道屋さん、クロス屋さん、もちろん屋根屋さんなどなど多岐に渡るパートナーさんとご一緒させていただくことが多く、建築のイロハをパートナーさん達より教わりました。
リフォーム業に従事していますと「自然災害による屋根被害」、「自然劣化の屋根からの雨漏り被害」の現場が多く、一度雨漏りしてしまうと大事なお家の至る所に被害(例えば天井・壁にカビが生える、耐震性が弱まるなど)が生じることに気づきました。
仕事を行うまでは、屋根を気にしたことがなかったのですが、雨漏り被害などに遭遇する度に屋根の重要性に改めて気付かされ、最終的には、屋根の世界に魅了されていきました。
こうなってしまうと私の探求・深堀癖が出てしまい、「屋根そのもの」について施工方法はじめ屋根の歴史に至るまで「現場での実践」と「屋根に関する書籍」両視点から学修するようになりました。
今となっては屋根があるのは当たり前、かつ誰もが屋根を気に留めることは無いと思われます。
しかし、例えば縄文時代では、竪穴式住居で草葺・茅葺などで屋根を作り雨や外敵(動物などなどから身を守るといったことから縄文人は、屋根を重要視していたように思われます。現代においては、外敵は流石にないですが、雨はもちろんのこと自然災害、最近ですと阪神淡路大震災や東日本大震災などをはじめとして2018年近畿地方を襲った台風など様ざまな災害が起こっている中、南海トラフ巨大地震なども控えている状況です。
こういった状況だからこそ私たちは今一度防災の意味も込めて屋根の重要性に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
このように、屋根に関する歴史・知識・現場での実践を深化させていくことで屋根の重要性がより浮き彫りになり、「屋根修理専門店」を早急に作らないといけない!!という気持ちになり、屋根修理専門店をオープンすることといたしました。
最後まで読んでくださった皆さまもぜひ一度ご自宅の屋根に注目しひび割れがないか、苔が生えていないかなどご確認ください。少しでも気になるところがございましたらミスタールーフまでご連絡頂けますと、すぐにお伺いさせていただきます。
今後ともミスタールーフを宜しくお願いします。 - 所有資格
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- 雨漏り診断士
- 自然災害調査士
- 石綿作業主任者
- 石綿建材調査者
- インドネシア語技能検定C級