屋根のカバー工法ってどんな工事?|豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ
目次
カバー工法のいろは
みなさんこんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
今回は、屋根のカバー工法ってどんな工事なのかについてご紹介していきたいと思います。
何度かブログでもご紹介はさせていただいておりますが、なぜ改めてカバー工法なの?と思われる方もいるかもしれません。
その理由としてはそうなんです、台風なんです。
例年、8月・9月が一年を通じて一番台風が来る時期といわれていまして、お家にも甚大な被害をもたらしてしまいます。そこで今回は、台風対策の最高峰でもある屋根カバー工法の工事内容について説明させて頂きます。
屋根カバー工法の工事手順
屋根カバー工法ができるお家・できないお家
まず大前提に屋根みなさん自身の屋根がカバー工法できるのかどうかについてみていきます。
屋根カバー工法は、屋根の補修や改善を行いたい場合に有用な方法ではあります。
しかし、全ての屋根に適しているわけではありません。
屋根の状態や材料、地域の気候条件などを考慮しなければなりません。
カバー工法ができるお家
屋根の材質がスレート屋根(カラーベスト・コロニアルなどとも呼ばれます)の場合は可能です。
基本的に屋根の形状がフラットである必要があります。
また、下地の損傷が激しくないお家だと大丈夫です。
カバー工法ができないお家
屋根の材料が瓦の場合はできません。瓦の場合は、まず屋根の形状がフラットではありませんので、適しておりません。
また、スレート屋根の家でも、屋根材自体の経年劣化が酷い場合は、野地板(下地材)が傷んでいる場合が多く、カバー工法には適しておりません。
屋根カバー工法の手順を一挙公開!!
ここでは、屋根のカバー工法の施工手順についてご紹介していきたいと思います。
足場組み
まず、屋根職人が屋根ののれるように足場をかけていきます。
メッシュシートを全体にかけて転落防止・埃などの飛散防止に努めます。
板金解体
屋根の一番天辺にある棟(ムネ)と呼ばれる板金や、ケラバ・軒などの各種板金を撤去していきます。
これらの板金は撤去しないとカバー工法はできません。
ルーフィング(防水紙)の設置
各種板金の解体が終わると次に防水紙であるルーフィングの設置を行います。
ルーフィングは雨の侵入を防ぐ最後の砦となりますので施工ミスは許されないポイントとなります。
ルーフィングには、タッカーで止めるものと片面粘着タイプのものがあります。
カバー工法ですと粘着タイプを選ぶ場合がおおいです。
ケラバなど各種板金の設置
ルーフィングの施工後は、ケラバなどの各種板金の設置を行います。
屋根材本体の施工
いよいよ屋根材本体の施工となります。
ルーフィングもそうですが、屋根材本体は下から上に貼っていき雨水がお家に入らないようにします。
金属屋根でカバー工法を行う場合、現在では釘ではなくビスで止めていきますので、耐風性がアップします。
棟板金の設置
棟板金を設置していきます。
~完成~
最後は足跡などがのこらないように拭き掃除をして完成となります。
足場の解体
施工した職人・監督が施工ミスがないかをチェックした後足場の解体を行います。
カバー工法はオススメ!
以上でカバー工法の基本・工事の流れをみてきましたがお気付きの方はお気付きかと思われますが、そうなんです、廃材があまりでないのです。
葺き替えだと屋根材全てが廃材となり産廃費用・運搬費用が経費として計上されますが、カバー工法ですと処分した各種板金・新規発生材のみで、産廃費用などが葺き替えと比較して三分の一ほどにおさまります。
また、他にもカバー工法のメリットはございますのでそちらはまたの機会にご紹介していきたいと思います。
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