豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による雨漏りうんちく②
助手の織田
豊中市のみなさまこんにちは!
屋根の修理・雨漏りを専門としておりますミスタールーフです。
今回も前回同様、雨漏りに関するうんちくを屋根博士に解説して頂ければと思います!
それでは、屋根博士よろしくお願いいたします。
屋根博士
豊中市のみなさん、今回は前回予告したように雨漏りの相談が全国でどれくらい来ているのかを見ていこうかの。
今回は主に公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理センターが統計をまとめた『住宅統計年報』を中心にみていこう。
まず、2020年の年報をみると、住宅に関するリフォーム相談7947件のうち、不具合事象、不具合部位の相談について一番「はがれ」(644件、外壁と屋根)が多く、次いで「雨漏り」(屋根、外壁)(618件)、「性能不足」(466件)(外壁、屋根、設備機器)となっている。
続いて、2021年の年報をみると、住宅に関するリフォーム相談6202件のうち、不具合事象、不具合部位の相談について一番「雨漏り」(546件、屋根、外壁)が多く、次いで「はがれ」(外壁、屋根)(436件)、「ひび割れ(351件)(外壁、屋根)となっている。
最後に、2022年の年報をみると、住宅に関するリフォーム相談7249のうち、不具合事象、不具合部位の相談について一番「雨漏り」(579件、屋根、外壁、バルコニ―、庇等)が多く、次いで「はがれ」(外壁、屋根)(524件)、「ひび割れ(388件)(外壁、屋根)となっている。
このようにみると、ここ三年のデータだけでも「雨漏り」は上位を占めていることがわかるのぉ。とりわけ、雨漏りでも不具合部位は屋根および外壁が多いのぉ。前回のうんちく①でも説明したように雨漏りとの闘いは現代に至るまで続いていることがこのデータから読み取れるんじゃ。雨漏りが生じてしまうと下地の木や天井材・壁材なども腐ってきてしまい、被害がどんどん大きくなるので、本当は雨漏りをする前に定期的に点検する方がいいんじゃが、、、なかなか定期的に点検するのは大変じゃろうな~。。。
助手の織田
私も定期的に点検するのは大変だと思います。。。どうすればいいでしょうか屋根博士!1
屋根博士
うむ、屋根に関して言うとまずは、お家の下から目視で「瓦のズレ」や「屋根の錆」、「屋根の歪みや剥がれ」、「屋根材の変色」、「屋根材の苔」、「雨樋のズレ」などがあるかを確認すべきじゃ。この段階で少しでも怪しいなと思ったら専門業者に実際に屋根に上ってもらい点検することをお勧めするのぉ。
特に上述の項目に当てはまらなかった場合においても最後に点検してから8~12年に一度は点検すべきじゃ。
雨漏りは徐々に下地に浸食していく場合もあるので、天井はなにもなっていなくても実は屋根裏をみると下の写真のように雨染みになっている可能性もあるのじゃ。
この状態を放っておくといずれ下の写真のように天井のクロスがふやけて破けてしまい、室内に雨が侵入していくのじゃ。
こうなってしまうと、屋根の修理に留まらず、屋根下地材や部屋の天井、クロスの貼り替えなど各所の工事を行わねばならんようになっていくのじゃ。。さらには、電線や照明などに水が回ると漏電の恐れもあるので気をつけなければならんぞ。
こうなる前にやはりわしは定期的に点検することをお勧めしておく!
助手の織田
屋根博士本日もためになるうんちくありがとうございました。
屋根博士
次回も雨漏りに関するうんちくをお届けしようかの、豊中市のみなさんここまでお付き合いいただきありがとうございました。
豊中市の屋根の修理、屋根の葺き替え、雨漏りのご相談はミスタールーフまで!
【参考文献】
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター編『住宅相談統計年報 2020 2019年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析』、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター、2020年。
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター編『住宅相談統計年報 2021 2020年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析』、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター、2021年。
公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター編『住宅相談統計年報 2022 2021年度の住宅相談と紛争処理の集計・分析』、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター、2022年。