豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による雨漏りうんちく③
助手の織田
豊中市のみなさまこんにちは!
屋根の修理・雨漏りを専門としておりますミスタールーフです。
今回も前回同様、屋根博士に雨漏りに関するうんちく傾けてもらいたいと思います!
それでは、屋根博士よろしくお願いいたします。
屋根博士
豊中市のみなさんこんにちは!
前回はリフォームの相談の中でもどれほど雨漏りの相談件数が多いのかについてみていったのぉ。その中でも屋根、外壁が圧倒的に雨漏りの原因となることが多いことは統計で明らかになったじゃろう。
そこで、今回は、過去にミスタールーフに相談頂いた雨漏りの事例写真をみながら外壁からの雨漏りについて解説していこうか。今回は特に窯業系サイディングを事例に取りあげようかの。
まずはこの写真をみていただきたい。
この写真の現場は豊中市のお施主様より二階和室の窓枠付近より雨が漏っているとのご相談のお電話を頂き、現場調査にお伺いした時の写真じゃ。
二階の和室窓枠付近を調べてみるとサイディングの継ぎ目のコーキングが切れており、そこから雨が侵入している可能性が、また、その近辺を詳しく調査していくとクーラー配管の化粧カバーが割れておりそこからの雨が侵入している可能性があることを発見したのじゃ。
散水テストを行ったところ、やはりこの付近からの漏れを確認できたのじゃ。早速、お施主様に調査結果をご報告させて頂いたところ、とりあえずは簡易的にコーキングなどで応急処置をして欲しいとのことじゃったので、応急処置を施して、今後のプランについて相談させてもらったのじゃ。
助手の織田
ちょっと待ってください屋根博士、そもそも
窯業サイディングとはどういうものなのでしょうか?
屋根博士
おぉ、そうじゃの、まずはそこから説明していこうかの。
窯業サイディングはセメント質と繊維質のものを混ぜて作られており、地震に強く、耐火性もあり、デザインも豊富かつ値段も比較的安価という親しみやすいものとなっておる。
ただ、その性質上、水分を吸収しやすいものとなっており(これはALC外壁とよく似ている)表面の塗装がなければ雨などによって水分を吸収してしまう。つまり、表面の塗装が重要となるのじゃ。しかし表面の塗装は早ければ7~8年、平均して10年ほどで劣化してきてしまい、上でみた写真のように継ぎ目のコーキングなどが剥がれてきてしまうのじゃ‥
メンテナンスを定期的に行わないと、雨が窯業サイディングに吸収されていき、建物の構造にまで被害を及ぼす可能性があるのじゃ‥
助手の織田
なるほどです。そうなるとこのお施主様にはどのうような提案をするのがベストなのでしょうか?
屋根博士
うむ、正直なところこういったケースに関しては1ヶ所でもコーキングが切れていたりする=他の箇所も気づいていないだけでコーキングが切れている可能性があるので、一度コーキングを打ち直し、上から再塗装することをお勧めするのぉ。
応急処置や一部補修に比べると、全部塗り替えは工事も値段的にも大きいものとなってしまうが、後々に下地の木などが腐ってしまったり、漏電などが起こり火事になったりすることを避けるためにもやはり定期的にメンテナンスはするべきじゃと思うのぉ。
ただし、それはお施主様それぞれのライフプランもあると思うのでゆっくり考えて頂き、わしらにも相談していただきたいと思うのぉ。
助手の織田
確かにそうですね、全部塗り替えとなってしまうと足場も組まないといけないですし少し大事になりますよね。とはいいつつもせっかくお家が傷んでしまうのも良くないですし‥
うーん、悩みますね。
屋根博士
そうじゃの、専門家と色々相談し、自分のライフプランと適応した方法でリフォームを行うべきじゃ!
それでは、今回はこの辺で終わろうかのぉ。
助手の織田
屋根博士、今回もありがとうございました。
豊中市のみなさま、次回の屋根博士のうんちくまでしばしお待ちくださいませ。
豊中市の屋根の修理、屋根の葺き替え、雨漏りのご相談はミスタールーフまで!