ガルバリウム鋼板の屋根と雨音について|豊中市の屋根修理・雨漏り専門店ミスタールーフ
ガルバリウム鋼板はうるさいのか?
豊中市の皆様こんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
今回は前回の記事と関連して、ガルバリウム鋼板の屋根の雨音はうるさいのかどうかについて説明していきたいと思います。
金属屋根と雨音
一般的な金属屋根
ガルバニウム鋼鈑屋根をネットなどで調べるとよくデメリットとして、雨音がうるさいなどが挙げられますがそれは本当にそうでしょうか?ということに関して以下にみていきたいと思います。
もちろん雨音を感じるのは個人差があると思いますのであくまで、一意見として聞いて頂ければ幸いです。
まず、大前提として、金属屋根はその薄さ、材質ゆえに雨音はしやすいです。
これは、スレート屋根でもしますし、ほとんど音はしないですが瓦屋根でも音はします。
この辺りは本当に聞こえ方、感じ方にもよりますね。
さて、金属屋根の話に戻りますが、金属屋根といっても材質が様ざまでして、タイトルにもあるようにガルバリウム鋼板屋根も金属屋根の一種に入ります。
ガルバリウム鋼板の雨音を心配されているお施主様とお話する機会もあるのですが、みなさん金属屋根といわれると基本的にトタン屋根を想像するみたいです。
確かに、トタン屋根は、雨音が非常にうるさいです。
これはなぜかと言いますと、単純に金属屋根だからです。
うん?だからガルバリウム鋼板も金属屋根でしょ?とツッコまれそうですが、今の金属屋根(=ガルバリウム鋼板)は、中に断熱材が仕込まれておりまして、単なる金属ではなくなっております。
近年の金属屋根は、断熱材がポイント!
IG工業さんのスーパーガルテクトを例にみていきます。まず以下の図をご覧ください。
こちら、実際の屋根材の断面図となっております。
トタン屋根とは違い、金属が表面にきて、次にポリイソシアヌレートフォーム、最後にアルミライナー紙が来ております。
雨音の関係で重要なのはこのポリイソシアヌレートフォームです。
IG工業さんが屋根模型を作成し、人工降雨機で雨を降らせて、屋外と室内それぞれに設置したマイクにて雨音確認のテストをしています。鋼板とポリイソシアヌレートフォームの一体化によって雨量106mm/hの豪雨の雨音も室内ではささやき声程度の雨音に変わるという実験データがでてるみたいです。
(特長/快適さを生む機能性|アイジールーフ|金属サイディング(外装材)のアイジー工業株式会社 (igkogyo.co.jp)参照)。
このようにみると、金属屋根でも現在はデメリットとして挙げられていた雨音問題は徐々に解消されていっていることが分かります。
実際に弊社の屋上に物置兼模型を併設しておりまして、スーパーガルテクトを葺いていますが、雨音が気になったことはございません。
しかし、こちらはあくまで個人差がありますので、どうしても雨音が気になる!
といったお施主様がいらっしゃいましたら、天井裏に防音材を貼るなどの対策を講じていただければ雨音は軽減されます。
まとめ
以上、現段階の結論としましては、現在の技術で、金属屋根の雨音は気にすることもないということになります。ただしこれはあくまで個人差がありますので音に敏感な方などは、スレート屋根を葺き替えるなど金属屋根以外を利用されることをお勧めいたします。
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