スレート屋根の反りとは?原因と対策、予防法まで徹底解説!|豊中市の屋根修理・雨漏り専門店ミスタールーフ
豊中市の皆様こんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
今回は、スレート屋根の反りについてお話していきたいと思います。
①スレートの反りとは?
いわゆるスレートの反りってどんな現象なの?と思われる方もいらっしゃるかと思います。スレートの反りとは、スレートが浮いてきて隙間が広くなっている現象のことを指します。
ひび割れと同様に、水を含むようになったスレートが、晴れた日に急激に表面から乾いたことによって、反っていってしまいます。
スレートはスレートとスレートが重なりあって葺かれております。その隙間は基本的に4mmがベストとされております。
スレートが反っているとご相談に来てくださるお施主様のスレートの隙間をみますとひどいところですと約10mmのところもあります。この場合は早急に対処が必要です。
残念ながら、一度反ってしまったスレートは元には戻らず、後に説明する方法でメンテナンスを行うしかありません。
②スレート屋根はなぜ反るのか?
ここで、スレートの材質を考えてください。
スレートは、セメントと繊維質の素材を主原料とし、練り混ぜた生地を薄板状に成形・加圧して製造したもので、スレート自体に防水性能はないですが、上から塗膜をすることで防水性を担保しています。
つまり、時が経つにつれて塗膜がきれてきてしまい、水分を含んでいってしまうのですね。
水分を含んだスレート材は上述したように急激に乾くことで反ってしまうということです。
③スレート屋根が反ってしまうと雨漏りするの?
では、実際にスレート屋根が反ってしまった場合、どういった不具合が起こるのか、この点についてご説明していきたいと思います。
不具合?真っ先に思い浮かぶのはそうです、雨漏りですね。
ミスタールーフにご相談されるお施主様でも雨漏りを心配される方が一番多いです。
こういったご相談を受けた場合は、「スレートが反っているからといって基本的に雨漏りはしません」とお答えいたします。
反った所から自宅内に水が侵入することはなく、水の侵入はルーフィングによって守られることとなるからです。
しかし、それはあくまで反った現象に対してのお答えでして、二次被害となると話は別になります。
スレートが反ってしまうと、強風などによる風の被害が受けやすくなってしまいます。
反ったスレートが強風を受けてしまうことで、その周囲のスレートが捲れ上がってしまったり、棟板金も捲れ上がってしまう可能性があります。
さらには、防水の最後の砦ともいえるルーフィングまで捲れ上がってしまう可能性がありまして、そうなってしまうと自宅内に雨が侵入してしまい、雨漏りとなってしまいます。
④スレートの反りを防ぐ方法
では、根本的にスレートの反りって防げないの?ということなのですが、これはやはり再塗装をするのが一番の対処ではないかと思います。五年に一度は専門業者に点検してもらいその時に築年数や費用などと鑑みて塗装するか、屋根カバー工法か屋根葺き替えをするかなどご相談されたら良いと思います。
⑤反ったスレート材の対処方法
反ってしまったスレートは元に戻せないということは、①でも説明した通りです。では、反ってしまったスレート材をどのようにして修理するのかについてみていきます。
大きく分けて2つ方法がございまして、
1.葺き替え
となります。こちらは、両者とも過去のブログを一読していただければ幸いです。
以下、このブログでは、2つの方法の注意点のみ記載しておきます。
●葺き替えの注意点としては、ご自宅の屋根がアスベスト含有のものの可能性がありますので、撤去の際は有資格者や近隣対策を行うようにしてください。
●カバー工法の注意点としては、下地が悪くなっているとビスの効きなどが甘くなってしまい、新しい屋根材をカバーしてもまた捲れ上がってしまう可能性がありますので、必ず専門家に下地のチェックを行ってもらうようにしましょう。
以上、今回らスレート屋根の反りについてご説明させて頂きました。ご自宅の屋根を一度も点検したことがない方がおられましたら是非とも屋根修理専門店にご相談頂ければと思います。
もちろん、ミスタールーフも関西圏内は実際に現地にてご対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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