スレート屋根の寿命ってどれくらいなの?|豊中市の屋根修理・雨漏り専門店ミスタールーフ
目次
日本でお馴染みのスレート屋根
豊中市の皆様こんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
突然ですが、スレート屋根ってご存知でしょうか?
スレート屋根は新築などで今なお根強い人気を誇っており、2017年のデータをみても金属屋根に次ぐ第二位の使用率です。
皆様のご自宅もスレート屋根である可能性が非常に高いです。
そんなスレート屋根の寿命について今回はお話していきたいと思います。
スレート屋根の基本事項
スレート屋根とは?
戸建て住宅で用いられるスレートは、セメントと繊維素材を混ぜて、薄い板状に成型した屋根材であり、厚さ5mmくらいの薄い板のような屋根のことです。以下の写真がスレート屋根です。
このように平べったい形をしております。
スレート屋根は基本的に以下の三世代に分けられます。
第一世代:1970年代から1990年代に施工された住居のスレート材にはアスベストが多く含有されている可
能性が高い。
第二世代:2000年~2008年頃に製造されたスレートでアスベスト禁止後に製造されたものである。アスベ
ストを含有しないことで強度がぐんとさがってしまいます。
第三世代:2008年以降に製造されたスレートで、第二世代のスレートを改良したものとなります。
スレート屋根の施工方法は、基本的に上部に四カ所釘を打っていく方法となります。
スレート屋根の寿命
スレート屋根はどれくらいもつのか?
上記したようにスレート屋根はそれぞれの世代に分けることができ、皆様のご自宅も建てられた年代によってどの時期のものかわかるようになっております。
それぞれの寿命は以下の通りです。
第一世代:耐用年数は30年程となります。(アスベスト含有)
第二世代:耐久年数は15~20年程で、早いものだ10年でダメになる可能性もある。(ノンアスベスト)
第三世代:耐用年数も25~30年程となっております。(ノンアスベスト)
以上となります。
寿命に近づいているサインを見逃さないで
色褪せ
スレートに塗られていた塗料が紫外線によって劣化していき、色褪せた状態になっていることです。
築7年程経過してから起こりやすく、色褪せが起こる=塗膜が剥がれるということなので、水などを吸収し易い状態になっています。
苔の繁殖
苔の繁殖は水を含んだスレート屋根に起こりやすい現象です。築7~10年程の屋根に生じることが多く、また、北面以外に繁殖することが多いです。
*北面は日光がよくあたるため。
ひび割れ
苔でスレートが脆くなってきたその次に起こる現象がひび割れです。
色褪せで塗膜が切れてしまい、防水機能が切れてきてしまうと、スレートが水を含んでしまい膨張し、日光で乾燥されて収縮を繰り返し、スレートの釘の固定と相まってひび割れが生じてしまいます。
これは10年~15年程度で起こります。
反り
上記同様、色褪せで塗膜が切れてしまい、防水機能が切れてきてしまうことで、スレートが水を含んでしまい膨張し、日光で急激に乾燥されることでスレートがスルメを焼いたときと同様に反ってしまいます。
反りが起こってしまうと二度と元に戻らなくなり、スレートとスレートの間に隙間が空いてしまいます。
その隙間から雨水が入り込み、防水紙などを傷めてしまう可能性があり、最後には雨漏りを起こしてしまいます。
欠け
上記現象でひび割れ・反りを起こしてしまいますと、最終的には欠けを起こしてしまいます。
早くて10年から起こります。
スレートの不具合を放置しないで
先ほどみたようなスレートの不具合を放置してしまうとスレート屋根の寿命が半分以下になる可能性もあり、酷い場合には雨漏りする可能性もあります。
また、スレートのヒビ割れなどを放置していると、強風などの際に飛散してしまい近隣住民のお家の壁や自動車、最悪の場合通行人などにあたる可能性もあります。
このように、放置しておくといい事はないので、定期的に点検することをお勧めいたします。
なお、ご自身で屋根の上に登られるのは危険ですので各地域の屋根屋さんに問い合わせして、点検を受けてください。ミスタールーフは無料点検を行っておりますので関西圏在住の方はお気軽にお問合せくださいませ。
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