工場・倉庫でよく使われる折板屋根とは?|豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ
2023.08.22 (Tue) 更新
目次
工場・倉庫の屋根ってどんな屋根?
みなさんこんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
今回は、工場や倉庫でよく利用されている屋根材についてご紹介していきたいと思います。
工場や倉庫でよく使われる屋根材、それはずばり折半屋根です!!
折半屋根ってなに?って思われる方も多いとおもいますが、案外みなさんの身近にありまして、体育館の屋根や自転車置き場の屋根を思い出してください。
そうです、あの台形の連続した凹凸のある屋根材が折半屋根なのです。
このブログでは、折半屋根の基本的な性質・特徴についてご紹介していきますので最後までお付き合いお願いいたします。
折板屋根とは?
折板屋根の性質
冒頭でもお話したように、折半屋根とは台形の連続した凹凸がある屋根材となっておりまして、現在、工場で使用されている屋根材のほとんどが折半屋根です。
折半屋根とは、0.6〜1.2mmほどの厚みの金属板を凹凸状に折り曲げて作られた屋根材です。
長い金属板を加工しているのもあり、屋根の傾き方向に継ぎ目がないです。
基本的には、ガルバリウム鋼板が多いですが、まれにフッ素鋼板やカラーステンレスなどもみかけます。
フッ素鋼板やカラーステンレスは価格が高いのであまり使用されることはございません。
また、折板屋根は、金属折り曲げている屋根材です。
これは、強度との関係で、金属は折り曲げることにより強度が増していきますので、このような特徴的な形状になっています。
折板屋根が工場・倉庫で使われる理由
性質に注目してください
上記に折板屋根の性質をみてきました。
ここでは、折板屋根がなぜ工場や倉庫などで利用されているのかについてみていきます。
いうまでもなく、工場・倉庫は機械や資材を置く場所ということもありかなり広い面積を有しています。
その広い面積に屋根を葺くとなると費用がかかってしまうのは想像に容易いですよね…
こういった広い建物に折板屋根の性質が非常にマッチしておりまして、特に以下の2点の理由から折板屋根が工場や倉庫などの屋根にピッタリな材料だと言われております。
①金属屋根で軽量
②野地板が不要
それでは、それぞれをみていきましょう。
金属屋根で軽量
折板屋根は金属を利用しており、非常に軽いです。
かなりの枚数の材料を使用するので、波型スレートなどを葺いてしまうと重量がかなりのものになってしまいます。金属屋根の場合は非常に軽いので広い屋根に施工することを可能とします。
野地板が不要
折板は、梁や母屋に直接屋根材を葺くことができます。
そのため、野地板が不要となります。
広い面積に野地板を貼っていくと、材料代が非常にかかります。
また、野地板の貼り手間などもかかってきますので、人件費もかかります。
折板屋根は野地板が不要なことから、材料費削減・人件費削減さらには工期も短縮できるようになります。
折板屋根は工場・倉庫向きの屋根材
以上にみたように、折板屋根はその性質上、工場や倉庫の屋根に合っている屋根材だと言えるでしょう。
なんといってもその特徴は軽く、コストの削減ができるということです。
その他にもメンテナンスが簡単、耐火性など様ざまなメリットがございます。
一方で、デメリットも有しております。
次回は、折板屋根のメリット・デメリットについてご紹介していきたいと思います。
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私が担当しました!
代表
織田康孝ODA YASUTAKA
- 地域の皆様へ
- 皆様はじめまして。
私は、豊中市を中心に屋根の葺き替え・カバー工事を行っておりますミスタールーフ代表の織田康孝と申します。
私は1990年11月8日生まれで、小中高では遊びに遊び日々を送っておりました。
何とか大学には進学したものの、大学では、外国語学部に在籍することになりました。大学では、英語を学修するのかと思いきや、まさかのインドネシア語を専攻し、なんと同国に留学する機会をも得ることができました。
留学先での経験が私を歴史の世界へと誘い、日本とインドネシアの関係史をもっと学びたい!と思うようになりました。
その勢いで大学院に行き歴史学を専攻し、博士課程まで進むこととなり、現在でも大学の非常勤講師をさせて頂いております。
そんな私がなぜ屋根専門店の代表を務めているのか?
と疑問に思われるかと思います。
実は、元々家業が工務店でして、大学院修了間近に父から稼業を継いで欲しいと言われ、「一度やってみるか」という正直軽い気持ちで始めたものでした。私の家業である工務店ではお家まるごとリフォームなどもやっておりまして、大工さんから電気屋さん、水道屋さん、クロス屋さん、もちろん屋根屋さんなどなど多岐に渡るパートナーさんとご一緒させていただくことが多く、建築のイロハをパートナーさん達より教わりました。
リフォーム業に従事していますと「自然災害による屋根被害」、「自然劣化の屋根からの雨漏り被害」の現場が多く、一度雨漏りしてしまうと大事なお家の至る所に被害(例えば天井・壁にカビが生える、耐震性が弱まるなど)が生じることに気づきました。
仕事を行うまでは、屋根を気にしたことがなかったのですが、雨漏り被害などに遭遇する度に屋根の重要性に改めて気付かされ、最終的には、屋根の世界に魅了されていきました。
こうなってしまうと私の探求・深堀癖が出てしまい、「屋根そのもの」について施工方法はじめ屋根の歴史に至るまで「現場での実践」と「屋根に関する書籍」両視点から学修するようになりました。
今となっては屋根があるのは当たり前、かつ誰もが屋根を気に留めることは無いと思われます。
しかし、例えば縄文時代では、竪穴式住居で草葺・茅葺などで屋根を作り雨や外敵(動物などなどから身を守るといったことから縄文人は、屋根を重要視していたように思われます。現代においては、外敵は流石にないですが、雨はもちろんのこと自然災害、最近ですと阪神淡路大震災や東日本大震災などをはじめとして2018年近畿地方を襲った台風など様ざまな災害が起こっている中、南海トラフ巨大地震なども控えている状況です。
こういった状況だからこそ私たちは今一度防災の意味も込めて屋根の重要性に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
このように、屋根に関する歴史・知識・現場での実践を深化させていくことで屋根の重要性がより浮き彫りになり、「屋根修理専門店」を早急に作らないといけない!!という気持ちになり、屋根修理専門店をオープンすることといたしました。
最後まで読んでくださった皆さまもぜひ一度ご自宅の屋根に注目しひび割れがないか、苔が生えていないかなどご確認ください。少しでも気になるところがございましたらミスタールーフまでご連絡頂けますと、すぐにお伺いさせていただきます。
今後ともミスタールーフを宜しくお願いします。 - 所有資格
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- 雨漏り診断士
- 自然災害調査士
- 石綿作業主任者
- 石綿建材調査者
- インドネシア語技能検定C級