川西市 N様邸 屋根葺き替え工事
2023.12.26 (Tue)
川西市 N様邸 施工データ
工事内容 | 大屋根屋根カバー工法・下屋根葺き替え・板金やり替え |
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築年数 | 築30年以上 |
施工日数 | 15日 |
工事金額 | 200万円 |
メーカー・商品 | 大屋根:スーパーガルテクト 下屋根:立平 |
お客様のご要望
今回ご紹介するのは、大屋根カバー工法・下屋根葺き替え・各所板金やり替えをご依頼いただきましたお客様のご自宅です。
HP・チラシを拝見くださりお電話いただきました。
お電話にて下屋根の雨漏りのご心配(一度雨漏りが生じたことがあるみたいです)、大屋根は一度もリフォームしたことないとのことでして、現場調査のご依頼をいただきました。
屋根のリフォームは初めてのお客様でしたので、実際にご自宅にお邪魔させていただき、屋根の状態をきちんと確認させていただきます。
担当者より
N様改めましてミスタールーフにご用命いただきましてありがとうございます。
今回現場調査をご依頼いただきまして実際に確認させていただきましたところ、以下の点が気になりましたので大屋根カバー工法・下屋根葺き替えのご提案をさせていただきました。
・大屋根に関して、実際に屋根に登らせて頂きまして確認させていただきましたところ、下地に問題はなかったです。
しかしスレート屋根自体に汚れ・苔などが付着しております。
また、ところどころに割れなどがみえました。深刻な問題ではないですが、築年数やライフプランなどを考えた上でお客様とご相談させていただき金属屋根でのカバー工法をご提案させていただきました。
金属屋根でのカバー工法は、初期費用こそは屋根塗装に比べ高くなりますが、耐用年数などを考えると塗装に比べ圧倒的に長く、長期的にみるとコスパが良いです。
ケラバ部分の木は塗膜の剥がれが進んでおります。
塗膜が剥がれると防水機能がなくなり、木が腐り、最終的には雨漏りの原因になりますので、こちらも板金でカバーすることをご提案させていただきました。
続きまして、下屋根に関しましては、下地自体が悪くまずカバー工法は厳しいと判断したため葺き替えの方向で現場調査いたしました。歩いたときにフワフワした感じがすると下地が良くない証拠となります。
こちらは金属屋根でして、錆や釘の抜けなどが目立っておりました。
このような錆を放置しておくと板金がどんどん腐食していき雨漏りの原因になります。
板金の処理を釘で行うと強風などで抜ける場合があり、現在ではビスの使用が推奨されております。
台風などがきてしまうと釘が抜け、屋根が飛んで行ってしまう!などといったリスクもございます。
N様のご自宅の状態やご希望の耐用年数、今後のライフプランなどをしっかりヒアリングした上でN様邸に合った工事内容をご提案させていただきました。
使用した材料
大屋根:スーパーガルテクト
IG工業より販売されている金属屋根のスーパーガルテクトです。
スーパーガルテクト|アイジールーフ 商品ラインナップ|商品情報|アイジー工業株式会社 (igkogyo.co.jp)
スーパーガルテクトはガルバニウム鋼鈑で従来の金属屋根に比べ、耐久性がぐんとあがっております。また、製品の特長としては、、軽さ・耐久性を兼ね備えた金属屋根です。また、屋根自体に断熱材を標準装備しており遮熱性にも優れております。現在のお家の主流屋根となります。
値段が少し高いのが難点ですがその分、性能をきちんと発揮してくれます。
下屋根:立平333
立平333はJFE鋼板株式会社より販売されている金属屋根です。
立平333|商品情報[住宅屋根]|JFE鋼板株式会社 (jfe-kouhan.co.jp)
こちらもガルバリウム鋼板でして耐久性があり、なによりもコスパが良いです。
カラーバリエーションも豊富で意匠性にも優れております。
短所としては断熱材が含まれておりませんので遮熱性に欠ける点です。
それでは、以下に施工監督・施工職人の紹介および工事の様子をご覧ください。
私が担当しました!
代表
織田康孝ODA YASUTAKA
- 地域の皆様へ
- 皆様はじめまして。
私は、豊中市を中心に屋根の葺き替え・カバー工事を行っておりますミスタールーフ代表の織田康孝と申します。
私は1990年11月8日生まれで、小中高では遊びに遊び日々を送っておりました。
何とか大学には進学したものの、大学では、外国語学部に在籍することになりました。大学では、英語を学修するのかと思いきや、まさかのインドネシア語を専攻し、なんと同国に留学する機会をも得ることができました。
留学先での経験が私を歴史の世界へと誘い、日本とインドネシアの関係史をもっと学びたい!と思うようになりました。
その勢いで大学院に行き歴史学を専攻し、博士課程まで進むこととなり、現在でも大学の非常勤講師をさせて頂いております。
そんな私がなぜ屋根専門店の代表を務めているのか?
と疑問に思われるかと思います。
実は、元々家業が工務店でして、大学院修了間近に父から稼業を継いで欲しいと言われ、「一度やってみるか」という正直軽い気持ちで始めたものでした。私の家業である工務店ではお家まるごとリフォームなどもやっておりまして、大工さんから電気屋さん、水道屋さん、クロス屋さん、もちろん屋根屋さんなどなど多岐に渡るパートナーさんとご一緒させていただくことが多く、建築のイロハをパートナーさん達より教わりました。
リフォーム業に従事していますと「自然災害による屋根被害」、「自然劣化の屋根からの雨漏り被害」の現場が多く、一度雨漏りしてしまうと大事なお家の至る所に被害(例えば天井・壁にカビが生える、耐震性が弱まるなど)が生じることに気づきました。
仕事を行うまでは、屋根を気にしたことがなかったのですが、雨漏り被害などに遭遇する度に屋根の重要性に改めて気付かされ、最終的には、屋根の世界に魅了されていきました。
こうなってしまうと私の探求・深堀癖が出てしまい、「屋根そのもの」について施工方法はじめ屋根の歴史に至るまで「現場での実践」と「屋根に関する書籍」両視点から学修するようになりました。
今となっては屋根があるのは当たり前、かつ誰もが屋根を気に留めることは無いと思われます。
しかし、例えば縄文時代では、竪穴式住居で草葺・茅葺などで屋根を作り雨や外敵(動物などなどから身を守るといったことから縄文人は、屋根を重要視していたように思われます。現代においては、外敵は流石にないですが、雨はもちろんのこと自然災害、最近ですと阪神淡路大震災や東日本大震災などをはじめとして2018年近畿地方を襲った台風など様ざまな災害が起こっている中、南海トラフ巨大地震なども控えている状況です。
こういった状況だからこそ私たちは今一度防災の意味も込めて屋根の重要性に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
このように、屋根に関する歴史・知識・現場での実践を深化させていくことで屋根の重要性がより浮き彫りになり、「屋根修理専門店」を早急に作らないといけない!!という気持ちになり、屋根修理専門店をオープンすることといたしました。
最後まで読んでくださった皆さまもぜひ一度ご自宅の屋根に注目しひび割れがないか、苔が生えていないかなどご確認ください。少しでも気になるところがございましたらミスタールーフまでご連絡頂けますと、すぐにお伺いさせていただきます。
今後ともミスタールーフを宜しくお願いします。 - 所有資格
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- 雨漏り診断士
- 自然災害調査士
- 石綿作業主任者
- 石綿建材調査者
- インドネシア語技能検定C級
職人(屋根カバー工法、板金工事各種)
森川 享英TAKAHIDE MORIKAWA
- 板金のことならお任せ下さい!
- みなさま、はじめまして。
私は建築板金工事専門の職人です。主に屋根、外壁、外構など住宅の外回りの板金工事を行っております。
近年、既存の屋根材の上から金属屋根をカバーするカバー工法なども流行っておりまして、我々板金職人が活躍できる場所が増えて喜ばしい限りです。
板金工事のことなら私に何でもお聞きください! - 所有資格
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- 平成9年 大阪府認定職業訓練校終了優良技能者知事表彰
- 平成15年 大阪府青年優秀技能者表彰(なにわの名工若葉賞)
- 同年 大阪市中小企業青年優秀技能者表彰
- 平成25年 大阪府商工関係知事表彰
- 平成28年 大阪府優秀技能者表彰(なにわの名工)
- 令和2年 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)