【結局スレートって?】豊中市 屋根の修理・雨漏り専門店ミスタールーフ屋根博士による屋根の材料に関するうんちく④
助手の織田
豊中市のみなさま、こんにちは!
屋根の修理・雨漏りを専門としておりますミスタールーフです。
今回は、スレート屋根について屋根博士にうんちくを傾けて頂こうと思います!!
それでは、屋根博士よろしくお願いいたします。
屋根博士
豊中市のみなさん、こんにちは!
屋根博士じゃ。今回は、スレート屋根について話していこうと思うんじゃが、スレート屋根は色々な呼び方があるのをご存じかな?
助手の織田
知ってます!コロニアルやカラーベストなどと呼ばれています。
屋根博士
うむ、そうじゃ。ではなぜコロニアルやカラーベストと呼ばれているかみていこうか。
まず、コロニアルと呼ばれる理由からじゃ。
1961年に屋根材のトップメーカーであったクボタ(現在にケイミュー)が発売したスレートの商標名であって、市場でのシェアが高かったため、コロニアルと呼ばれるようになったんじゃな。
続いて、カラーベストじゃが、こちらもクボタが販売しているスレートの商標名なんじゃ!
助手の織田
なるほど~商標名で呼ばれるほど人気商品だったのですね。そういわれてみれば職人さんの間でも呼び方が色々でした!
屋根博士
そうなんじゃよ。わしも屋根屋をやり始めたときは困惑したもんじゃ。
スレートの使用率は1995年じゃと一位であったが、近年では、金属屋根に次ぐ二位となっておるんじゃな。
詳しくは上記ブログを再読して頂ければと思う。
続いて、スレートが何からできているのかをみていこうかの。
スレートは、セメントと繊維質の素材を主原料とし、練り混ぜた生地を薄板状に成形・加圧して製造したもので、スレート自体に防水性能はないんじゃが、上から塗膜をすることで防水性を担保しておるんじゃ。
助手の織田
博士、スレート屋根にはアスベストが含有されてると聞くのですが本当でしょうか?
屋根博士
うむ、正確には、含有されていたということじゃ。
スレート屋根は大きく三世代に分けることができるんじゃ。
第一世代:1970年代から1990年代に施工された住居のスレート材にはアスベストが多く含有されている可能
性が高いんじゃな。耐用年数は30年程じゃ。
第二世代:2000年~2008年頃に製造されたスレートでアスベスト禁止後に製造されたものである。アスベ
ストを含有しないことで強度がぐんとさがってしまい、耐久年数も15~20年程で、早いものだ
と10年でダメになってしまうものもあるんじゃ。
第三世代:2008年以降に製造されたスレートで、第二世代のスレートを改良したもので、耐用年数も25~
30年程となっておるんじゃ。
スレートのメリットとしては何よりも安いということじゃな。それに加えて、カラーバリエーションも多くお家の雰囲気を変えたい方などにはピッタリの材料じゃな。
しかし、デメリットもあり、メンテナンスが比較的早めに必要な点と割れやすいという点なのじゃ。
この点については次回に話していこうと思う。
助手の織田
屋根博士、本日もありがとうございました。
豊中市のみなさんまた次回にお会いしましょう!
豊中市の屋根の修理、屋根の葺き替え、雨漏りのご相談はミスタールーフまで!