火災保険を使って屋根修理はできる?全額負担してくれるの?|豊中市の屋根修理・雨漏り修理専門店ミスタールーフ
目次
火災保険は火事にまつわる保険だけではない!
豊中市の皆様こんにちは!
大阪府豊中市にある屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフです!
今回は屋根修理に火災保険は本当に利用できるのか、という点についてご紹介させて頂きます。
結論から先にお話いたしますと、屋根の修理に火災保険は適用されます。
しかし、雨漏りの時と同様、適用されるにはいくつかの条件を満たす必要がございます。
まず大前提として破損している屋根が自然災害であることが条件です。
経年劣化や人的被害などの場合は残念ながら適用されません。
火災保険の適用条件
屋根修理はどのような条件で火災件が適用となるのか?
ここでは、どういった条件を満たしていれば屋根修理を行う際に火災保険を適用させることができるのかについてご紹介していきたいと思います。
破損した屋根が自然災害であるかどうか
①風災
風災とは主に台風、竜巻、強風、旋風等の強い風による被害のことを指します。
風災が起きたら具体的にどういう被害が被るのかといいますと、
・瓦、金属屋根、スレートなど屋根材のずれ
・雨樋や屋根材の変形、破損
・飛来物による破損(屋根だけではなく外壁なども含む)
などです。
②雹災(ひょう)
雨や雪などと違って雹というと発生自体が大変珍しいですが、雨や雪より被害に至る率はいっそう高まります。
一般的には積乱雲の発生しやすい夏場、に多いと言われていますが、日本国内ではその被害はそれほど多くないので、「雹による被害も使用できるんだ」くらいの認識で問題ありません。
③雪災
雪災とは大雪や雪崩による被害のことを指します。大阪府で雪はなかなか珍しいですが、雪が多く降る地域ですと被災しやすいものとなります。
雪災が起きたら具体的にどういう被害を被るかといいますと、
・屋根上に積もった雪による屋根の変形
・積雪の落下による破損
・雪解け水による被害
などです。
被災後三年以内かどうか
屋根の修理が必要となってから三年以内に保険の申請をしなければ失効となってしまいます。
強風・台風や大雪などの後は一度気にして屋根を見ておくことをお勧めいたします。
20万円以上の修理費用かどうか
基本的に屋根の修理費用が20万円以上でないと火災保険の申請はできません。
ただし、こちらはお施主様の契約内容によって異なりますのでお手元の契約内容をよくご確認することをお勧めいたします。
申請は火災保険の加入者自身が行うこと
こちらは非常に重要でして、火災保険の申請では、屋根業者などの代理申請は認められていないです。なので、そういったお話を持ち掛けられても必ず加入者本人が申請するようお気を付けください。
経年劣化との見極めが重要
火災保険はあくまで「自然災害の被害を被った方」の保険ですので、経年劣化で屋根が破損している場合には適用されません。
経年劣化は基本的には、ヒビや割れ、色褪せなどがございます。保険会社の鑑定人も少しでも経年劣化か自然災害によるものかに悩んだ場合は基本的には経年劣化に分類する場合が多いです。
強風が吹いたか、台風がきたかなど確認して、状況証拠で自然災害と経年劣化の差別化をはかっていかないといけません。
なので、やはり定期的の点検・メンテナンスを行うことで状況証拠をどんどん増やしていくのが一番です。
*注意点ですが地震による被害に関しては、火災保険の対象外となりますのでご注意ください。
火災保険の申請手続きに関してはこちらのブログにてご紹介させていただいておりますので、ここでは割愛させて頂きます。
火災保険は修理費全額カバーできるのか?
火災保険は一体どのくらい修理費をカバーしてくれるの?
結論から先に申し上げさせていただきますと、火災保険で屋根修理費を全額カバーすることは可能です。しかしこれは条件が完璧に整った場合でして、ミスタールーフの経験上でもだいたい工事金額の8割程のパターンが一番多かったです。
逆に半額などはあまりなく、0か8割かのいずれのパターンが多いようなイメージです。
なので、全額カバーはできますが、平均すると8割カバーの方が多いので、もし、火災保険を利用すると屋根修理費用を全額カバーできるという業者がいると警戒した方が無難でしょう。ましてや、即契約などは必ず行わないようにしてください。
今回は、屋根修理と火災保険についてお話いたしました。
ミスタールーフ代表織田は自然災害調査士や雨漏り診断士の資格を有しておりますのでお気軽にご相談くださいませ。
屋根工事・雨漏り修理専門店のミスタールーフでは、現場調査、お見積もり、ご相談まで無料となります。
お問い合わせ・お見積りのご依頼は以下までお願いいたします。
ご相談・お問い合わせ|屋根工事ならミスタールーフ | 豊中市の屋根工事・雨漏り・防災ならお任せ (mr-roof.jp)
どうぞお気軽にお電話やメールでご連絡くださいませ!!
また、ミスタールーフは、豊中市岡町に体験型ショールームを完備しております。
こちらの屋根博士の看板が目印となっております。
お気軽にご来店くださいませ。
私が担当しました!
代表
織田康孝ODA YASUTAKA
- 地域の皆様へ
- 皆様はじめまして。
私は、豊中市を中心に屋根の葺き替え・カバー工事を行っておりますミスタールーフ代表の織田康孝と申します。
私は1990年11月8日生まれで、小中高では遊びに遊び日々を送っておりました。
何とか大学には進学したものの、大学では、外国語学部に在籍することになりました。大学では、英語を学修するのかと思いきや、まさかのインドネシア語を専攻し、なんと同国に留学する機会をも得ることができました。
留学先での経験が私を歴史の世界へと誘い、日本とインドネシアの関係史をもっと学びたい!と思うようになりました。
その勢いで大学院に行き歴史学を専攻し、博士課程まで進むこととなり、現在でも大学の非常勤講師をさせて頂いております。
そんな私がなぜ屋根専門店の代表を務めているのか?
と疑問に思われるかと思います。
実は、元々家業が工務店でして、大学院修了間近に父から稼業を継いで欲しいと言われ、「一度やってみるか」という正直軽い気持ちで始めたものでした。私の家業である工務店ではお家まるごとリフォームなどもやっておりまして、大工さんから電気屋さん、水道屋さん、クロス屋さん、もちろん屋根屋さんなどなど多岐に渡るパートナーさんとご一緒させていただくことが多く、建築のイロハをパートナーさん達より教わりました。
リフォーム業に従事していますと「自然災害による屋根被害」、「自然劣化の屋根からの雨漏り被害」の現場が多く、一度雨漏りしてしまうと大事なお家の至る所に被害(例えば天井・壁にカビが生える、耐震性が弱まるなど)が生じることに気づきました。
仕事を行うまでは、屋根を気にしたことがなかったのですが、雨漏り被害などに遭遇する度に屋根の重要性に改めて気付かされ、最終的には、屋根の世界に魅了されていきました。
こうなってしまうと私の探求・深堀癖が出てしまい、「屋根そのもの」について施工方法はじめ屋根の歴史に至るまで「現場での実践」と「屋根に関する書籍」両視点から学修するようになりました。
今となっては屋根があるのは当たり前、かつ誰もが屋根を気に留めることは無いと思われます。
しかし、例えば縄文時代では、竪穴式住居で草葺・茅葺などで屋根を作り雨や外敵(動物などなどから身を守るといったことから縄文人は、屋根を重要視していたように思われます。現代においては、外敵は流石にないですが、雨はもちろんのこと自然災害、最近ですと阪神淡路大震災や東日本大震災などをはじめとして2018年近畿地方を襲った台風など様ざまな災害が起こっている中、南海トラフ巨大地震なども控えている状況です。
こういった状況だからこそ私たちは今一度防災の意味も込めて屋根の重要性に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
このように、屋根に関する歴史・知識・現場での実践を深化させていくことで屋根の重要性がより浮き彫りになり、「屋根修理専門店」を早急に作らないといけない!!という気持ちになり、屋根修理専門店をオープンすることといたしました。
最後まで読んでくださった皆さまもぜひ一度ご自宅の屋根に注目しひび割れがないか、苔が生えていないかなどご確認ください。少しでも気になるところがございましたらミスタールーフまでご連絡頂けますと、すぐにお伺いさせていただきます。
今後ともミスタールーフを宜しくお願いします。 - 所有資格
-
- 雨漏り診断士
- 自然災害調査士
- 石綿作業主任者
- 石綿建材調査者
- インドネシア語技能検定C級