大阪府豊能郡能勢町 雨漏りに伴う防災瓦葺き替え工事|豊中市の屋根工事・雨漏り修理専門店ミスタールーフ
2023.07.03 (Mon)
大阪府豊能郡能勢町 N様邸 施工データ
工事内容 | 瓦葺き替え工事 |
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築年数 | 築30年以上 |
施工日数 | 14日 |
工事金額 | 130万円 |
メーカー・商品 | 鶴弥スーパートライ 三州瓦 |
お客様のご要望
今回ご紹介するのは、瓦の葺き替え工事をご依頼いただきましたお客様のご自宅です。
HPを拝見くださりお電話いただきました。
お電話にて室内天井より雨が漏っているとのことでしたのですぐに現場調査させていただきました。。
屋根のリフォームは初めてのお客様でしたので、実際にご自宅にお邪魔させていただき、屋根の状態をきちんと確認させていただき、どこまでの範囲で修繕するのかを話し合います。
担当者より
N様この度はミスタールーフにご用命頂きまして、誠にありがとうございます。
今回現場調査をご依頼いただきまして実際に確認させていただきましたところ、以下の点が気になりましたので、一部葺き替え工事をご提案させて頂きました。
まずは室内をみさせていただきました。天井より雨漏りの形跡がありましたので実際に屋根に登らせていただきます。
このように屋根自体のズレや損傷があり、雨が漏ってもおかしくない状態でした。
特に能勢の地域性で雪が降るなど冬場はかなり冷え込み、以下のように瓦が凍て割れをおこしたりしてしまいます。
また、劣化による割れなども起きてしまい、あまり良い状態ではなかったです。
以上の状態を基に、葺き替えをお勧めした理由として以下のご提案をさせていただきました。
①今後の自然災害に備えて、防災瓦にした方が良いという点
②漆喰に変わるメタルロール(乾式棟換気シート)の使用で全体の重量を減らす点
→防災的視点からも非常に良く、漆喰のメンテナンスが不要に
③土葺きからルーフィングを敷くことで雨漏り率減少を狙う点
この3点を背景にご提案させて頂きました。
一部補修と全体葺き替え両方のご提案をさせて頂きまして、
N様は、上記背景および今後のコストパフォーマンスの高さを鑑みて全体葺き替えを選択されました。
使用した材料
鶴弥スーパートライ110
製品概要 | スーパートライ110 タイプI | 瓦 | 【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥 (try110.com)
形は平板のスタンダートなタイプでどんなお家にも合う形状をしております。
この瓦の特徴はなんといっても防災性です。
下の瓦にハイパーアームがついており、上の瓦をしっかりとロックします。
(製品概要 | スーパートライ110 タイプI | 瓦 | 【三州瓦】防災瓦の株式会社鶴弥 (try110.com)より転載)
これによって従来より耐風性・耐震性に優れた瓦となります。
自然災害大国である日本ならではの技術でお家を自然災害から守りましょう。
雨漏りも無事止まり施工終了とさせていただきました。
今回は、銀鱗という銀色の材料を使用させて頂きました。非常に綺麗な仕上がりでN様も大変満足してくださいました。
それでは、施工手順をご紹介いたします。
私が担当しました!
代表
織田康孝ODA YASUTAKA
- 地域の皆様へ
- 皆様はじめまして。
私は、豊中市を中心に屋根の葺き替え・カバー工事を行っておりますミスタールーフ代表の織田康孝と申します。
私は1990年11月8日生まれで、小中高では遊びに遊び日々を送っておりました。
何とか大学には進学したものの、大学では、外国語学部に在籍することになりました。大学では、英語を学修するのかと思いきや、まさかのインドネシア語を専攻し、なんと同国に留学する機会をも得ることができました。
留学先での経験が私を歴史の世界へと誘い、日本とインドネシアの関係史をもっと学びたい!と思うようになりました。
その勢いで大学院に行き歴史学を専攻し、博士課程まで進むこととなり、現在でも大学の非常勤講師をさせて頂いております。
そんな私がなぜ屋根専門店の代表を務めているのか?
と疑問に思われるかと思います。
実は、元々家業が工務店でして、大学院修了間近に父から稼業を継いで欲しいと言われ、「一度やってみるか」という正直軽い気持ちで始めたものでした。私の家業である工務店ではお家まるごとリフォームなどもやっておりまして、大工さんから電気屋さん、水道屋さん、クロス屋さん、もちろん屋根屋さんなどなど多岐に渡るパートナーさんとご一緒させていただくことが多く、建築のイロハをパートナーさん達より教わりました。
リフォーム業に従事していますと「自然災害による屋根被害」、「自然劣化の屋根からの雨漏り被害」の現場が多く、一度雨漏りしてしまうと大事なお家の至る所に被害(例えば天井・壁にカビが生える、耐震性が弱まるなど)が生じることに気づきました。
仕事を行うまでは、屋根を気にしたことがなかったのですが、雨漏り被害などに遭遇する度に屋根の重要性に改めて気付かされ、最終的には、屋根の世界に魅了されていきました。
こうなってしまうと私の探求・深堀癖が出てしまい、「屋根そのもの」について施工方法はじめ屋根の歴史に至るまで「現場での実践」と「屋根に関する書籍」両視点から学修するようになりました。
今となっては屋根があるのは当たり前、かつ誰もが屋根を気に留めることは無いと思われます。
しかし、例えば縄文時代では、竪穴式住居で草葺・茅葺などで屋根を作り雨や外敵(動物などなどから身を守るといったことから縄文人は、屋根を重要視していたように思われます。現代においては、外敵は流石にないですが、雨はもちろんのこと自然災害、最近ですと阪神淡路大震災や東日本大震災などをはじめとして2018年近畿地方を襲った台風など様ざまな災害が起こっている中、南海トラフ巨大地震なども控えている状況です。
こういった状況だからこそ私たちは今一度防災の意味も込めて屋根の重要性に目を向ける必要があるのではないでしょうか。
このように、屋根に関する歴史・知識・現場での実践を深化させていくことで屋根の重要性がより浮き彫りになり、「屋根修理専門店」を早急に作らないといけない!!という気持ちになり、屋根修理専門店をオープンすることといたしました。
最後まで読んでくださった皆さまもぜひ一度ご自宅の屋根に注目しひび割れがないか、苔が生えていないかなどご確認ください。少しでも気になるところがございましたらミスタールーフまでご連絡頂けますと、すぐにお伺いさせていただきます。
今後ともミスタールーフを宜しくお願いします。 - 所有資格
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- 雨漏り診断士
- 自然災害調査士
- 石綿作業主任者
- 石綿建材調査者
- インドネシア語技能検定C級
工事写真レポート
ブルーシート掛け
工事前までに雨が降ってしまう恐れがありますので、ブルーシートをかけさせていただきます。瓦・土の撤去
まずは、瓦と土の撤去を行います。足場のメッシュシートをかける理由はここにもあり、埃などが飛散しないようにするためです。土撤去&掃除
土を撤去していき、掃除をしていきます。野地板&ルーフィング貼り
従来の土の代わりに下地の野地板とルーフィング(防水紙)を貼っていきます。この段階で防水は完了しています。瓦桟施工
新しい瓦を引っ掛ける桟を施工していきます。
瓦施工
新しい瓦を施工していきます。棟メタルロール施工
漆喰を不要にするため、メタルロールを施工していきます。施工完了
施工完了となります。
N様今後ともメンテナンス含め末長いお付き合い宜しくお願いいたします。